(最初に書いておきますが、この記事は宣伝成分を含みます) いや、ずっと前からあるんですよ、この問題。 似たような(ものだと Amazon にどういうわけか認識されてしまった)二つの商品のレビューが混ざるという。 前から思っている「これはひどい」事案が、この二つ。 せっかくだからアフィリンクにします。 涼宮ハルヒの憂鬱 (1) (角川コミックス・エース)posted with amazlet at 13.03.18みずの まこと 谷川 流 いとう のいぢ 角川書店 Amazon.co.jpで詳細を見る 涼宮ハルヒの憂鬱 (1) (カドカワコミックスAエース)posted with amazlet at 13.03.18ツガノ ガク 谷川 流 いとう のいぢ 角川書店 Amazon.co.jpで詳細を見る これ、ご存じの方にとっては有名だと思いますが、この二つのうちの一つは「黒歴史版」のような
多くの昆虫は4枚の羽を持っていますが、昔はもっと多くの羽があり、それが進化の過程で体の一部に変化したことが名古屋大学のグループが行った遺伝子の研究で分かり、昆虫の進化を解き明かす成果として注目されています。 研究を行ったのは名古屋大学大学院生命農学研究科の新美輝幸助教らのグループです。 グループでゴミムシダマシという昆虫を詳しく調べたところ、サナギの時期に羽ができるときに働く「ベスティジアル」と呼ばれる遺伝子が、体のいたるところで働いていることが分かりました。 この遺伝子が働かないよう操作すると、天敵から身を守るためにあるといわれているサナギの胴の部分の突起がまったくできなくなり、成虫になったときに胸の部分が小さくなりました。 反対に、羽ができるのを妨げる遺伝子の働きを抑えると、たくさんの羽が生えてきたということです。 昆虫の祖先には多くの羽があったことが化石の研究で分かっていますが、こう
最近、NHK のニュースで「昆虫 昔はもっと羽があった」というものがありました。 このブコメ*1に「昆虫の『はね』は『翅』と書くのが正しいんじゃないの?」と思っている人がいるようなので、また記事を書くことにしました。 例によって、実例から入ります。 虫について「羽(根)」が使われている例です。 螽蟖の記 室生犀星 (1965年) きりぎりすは昼間もなくが、風が吹くとなく。風が吹くと羽根さばきがらくになり、気持よくなけるらしい。 黄金虫 エドガー・アラン・ポー 佐々木直次郎訳 (1951年) あの虫はどこからどこまで、羽根だきゃあ別だが、外も中もすっかり、ほんとの黄金虫でさ。 クララ 林芙美子 (1947年) 羽根の生えた蟻のような蟲がぶうんと山吹の枝へ飛んで來て兩手でお祈りをしています。 番茶話 泉鏡太郎 (1942年) 蟲(むし)は、美(うつく)しい羽(はね)も擴(ひろ)げず、 こうして
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