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2015年10月22日のブックマーク (7件)

  • プロペンシティスコア(Propensity score; PS)(2)-PSに関する5つの誤解

    プロペンシティスコア(Propensity score; 以下PS)に関するお話の後半はこの方法論に関する誤解に関してご説明したいと思います(前半をまだ読んでいない方は先に前半をお読みください)。PSはローゼンバウムとルービンが1980年代に開発した方法論であり、私はハーバード大学でルービンの因果推論を勉強し、そのフレームワークの中でPSを習いました(実際にはルービンの弟子に習い、ルービンはゲストとして1回来ただけでしたが・・・)。疫学の授業でもPSを習ったことがあり、それらを対比することでアメリカでもPSがしばしば間違って用いられていると思いました。ほとんどは1983年のローゼンバウムとルービンの論文をきちんと読んで理解していないための誤解だと思います。PSはきちんとした統計学的理論に基づいた方法論ですが、間違った方法で用いると正しい因果推論はできなくなってしまいます。PSに関する誤解を

    プロペンシティスコア(Propensity score; PS)(2)-PSに関する5つの誤解
    takehiko-i-hayashi
    takehiko-i-hayashi 2015/10/22
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  • プロペンシティスコア(Propensity score; PS)(1)-PSの正しい使い方

    今回は疑似実験(Quasi-experiment)の中でも近年ますます使われるようになってきているプロペンシティスコア(Propensity score; 以下PS)を用いた解析方法を2回に分けてご説明します。アメリカでも日でも、プロペンシティスコアPSはしばしば間違った方法で行われており、そして誤解の多い方法論になります。今回はPSを用いた解析の正しい方法をお話します。PSとは1983年にポール・ローゼンバウムとドナルド・ルービンの2人が発表した解析方法です。PSを理解するのに一番良い教材はこの1983年の論文か、もしくは経済学者のグイド・インベンスと統計学者のルービンが書き2015年に出版された因果推論の教科書になります。PSにはマッチングと層別化がありますが、今回はマッチングを中心にお話したいと思います。ルービンの因果モデルのページを読んで頂ければ分かるように、基的なコンセプトと

    プロペンシティスコア(Propensity score; PS)(1)-PSの正しい使い方
    takehiko-i-hayashi
    takehiko-i-hayashi 2015/10/22
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  • 47NEWS(よんななニュース)

    苦しんできた就職氷河期世代を支えたい ひきこもり、親の高齢化、心身不調の40-50代…官民連携で支援充実

    47NEWS(よんななニュース)
    takehiko-i-hayashi
    takehiko-i-hayashi 2015/10/22
    傾向スコア解析( http://goo.gl/QdCvj4http://goo.gl/AgHlwC )による因果推論っすね/ *limitationとして「未観測の交絡要因あるかもだから因果とまでは言えないですが」とは言ってます→ http://www.bmj.com/content/351/bmj.h5397
  • Daily Life:統計的研究に体験談で反論する人と、体験談は証拠にならないと思う人とが話をするためのチェックリスト

    October 22, 2015 統計的研究に体験談で反論する人と、体験談は証拠にならないと思う人とが話をするためのチェックリスト 以下のようなチェックリストを作ってみたので役に立ちそうだと思った方は使ってみてください。 統計的研究に体験談で反論する人と、体験談は証拠にならないと思う人とが話をするためのチェックリスト あなたは以下の主張のどこまでだったら(あるいはどれにだったら)同意できますか。 1 一般論として、人間の体のしくみにはまだわからないことが多い 2 そのため、一般論として、病気は良く分からない理由で治ったり治らなかったりすることがある。 2’この一般論は今問題になっている病気にもあてはまる 3 一般論として、ある治療をうけたあとにたまたま「良く分からない理由で治る」こともある 3’この一般論は、今問題となっている治療と病気にもあてはまる 4 そのため、一般論として、ある治療を

    takehiko-i-hayashi
    takehiko-i-hayashi 2015/10/22
    良記事
  • インフルエンザワクチン接種「後」の運動障害 - 感染症診療の原則

    インフルエンザのワクチンの問い合わせが増える時期になりました。 インフルエンザワクチンはもともと3価(インフルAが2、インフルBが1)でしたが、Bを1つ加えた4価になりました。なぜだかすべての会社が同じ値上げをしてきているのだと、交渉を担当する人たちが嘆いています。 医療機関が購入する際のお金も上がっているので、接種希望者が負担する金額も上昇、ということで波紋を読んでいます(つるんでの価格操作じゃないの?とか)。 →こういった陰謀論につながるような噂は予防接種全体にマイナスです。 また、1社が厚労省からOKをもらえていないために、現時点では流通するワクチンの量に不足が生じるのでは?という噂も流れています。 →足りない、、と聞くと「ぜひとも」と希望者が増えたり動きが早くなるので現場の混乱につながるリスクでもあります。 米国のニュースを見ますと、フルミスト(鼻にスプレーするワクチン)の在庫不足

    インフルエンザワクチン接種「後」の運動障害 - 感染症診療の原則
    takehiko-i-hayashi
    takehiko-i-hayashi 2015/10/22
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  • 自治体のHPVワクチン接種後調査から 2015年10月 - 感染症診療の原則

    読売新聞の地域版(静岡版)が、静岡市の子宮頸がんワクチン(正確にはHPVワクチン)の接種後の体調変化調査を記事にしていました。 2015年10月現在、各メディアや取材担当記者が、どの程度学び、どのような関心を持ち、どのような意図で何を伝えようとしているのかはたいへん興味深い点ですので、この最新記事をもとに週末に関連情報を見渡してみました。 一般方や保護者には広くヒアリグをしてみるという(時間やお金のかかる)作業をしてくださった自治体の資料の方が具体的に役立つのではないかと思いました。 その読売新聞の記事は2015年10月17日のものです。 タイトルは、「子宮頸がんワクチン 接種後、体調変化28%」 この問題で「真実追究系」で熱い記者が、数字ベースで検討できる内容についてはあまり関心をしめさない、センセーショナルに書けないものはフォローしないという報道バイアス(学会等での発表バイアスのような

    自治体のHPVワクチン接種後調査から 2015年10月 - 感染症診療の原則
    takehiko-i-hayashi
    takehiko-i-hayashi 2015/10/22
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  • 月刊「モーニング・ツー」12号『ヒモザイル』休載についてのお詫び

    月刊「モーニング・ツー」2015年12号(10月22日発売)掲載予定だった、東村アキコ『ヒモザイル』は休載いたします。前号で掲載予告をしながら休載となってしまったこと、誠に申し訳ございません。また、雑誌編成の都合上、12号誌面にて休載のお知らせを掲載できなかったことも、合わせてお詫び申し上げます。 この作品につきまして、SNS等で様々なご感想をいただきました。東村アキコ氏からは、しばらく時間をかけて内容を吟味し、発表できるかたちになってから再開したいとの申し入れがありました。モーニング編集部としましても著者の考えを尊重し、今号は休載といたします。より良いかたちで連載を再開できるようになった際には、誌面・公式サイト等でお知らせいたします。 「モーニング・ツー」で連載中の『ヒモザイル』ですが、22日発売の12号をお休みさせていただきます。 WEB上で公開した後、たくさんのご意見をいただきました

    月刊「モーニング・ツー」12号『ヒモザイル』休載についてのお詫び
    takehiko-i-hayashi
    takehiko-i-hayashi 2015/10/22
    東村アキコは好きだけど、雇用上の上下関係を考えるとこの内容はNG