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ブックマーク / hibi.hatenadiary.jp (4)

  • 文科省の文系学部軽視は「誤解」なのだろうか 鈴木寛氏の記事を起点に考える(上) - 日比嘉高研究室

    (下)はこちら 資料・出典・リンク集 はじめに 最近、いくつかの記事やら情報を見て思うのですが、文系学部大学院の廃止・転換問題について、文科省は少し軟化姿勢を見せているようです。 下村文部科学大臣は『日経済新聞』(2015年8月10日)のインタビューで「文科省は国立大学に人社系が不要と言っているわけではないし、軽視もしていない。すぐに役立つ実学のみを重視しろとも言っていない」とか、「廃止」は教員養成系学部の「新課程」(教員免許取得を義務づけていない課程。いわゆる「ゼロ免課程」)だけなのだと述べています。また、先日批判の声明を出した日学術会議に対する文科省のレスポンスの報告が、私のところもメールで転送されて回ってきましたが、そこでも同趣旨のことが書かれていました。 そして8月17日に、鈴木寛文部科学大臣補佐官によるDIAMOND Onlineの記事「「大学に文系は要らない」は当か?下村

    文科省の文系学部軽視は「誤解」なのだろうか 鈴木寛氏の記事を起点に考える(上) - 日比嘉高研究室
    takehiko-i-hayashi
    takehiko-i-hayashi 2015/09/08
    文科省はhamachan先生的なロジック(職業的レリバンス論)に拠っているのかなあ?そこのところは知りたいところである http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-fac6.html / c.f., http://goo.gl/WuKHPC
  • 文科省の文系学部軽視は「誤解」なのだろうか 鈴木寛氏の記事を起点に考える(下) - 日比嘉高研究室

    (上)よりつづく 資料・出典・リンク集 4.科研費は増額しているのか 人社系の科研費シェアを調べてみた 文科省は文系学部を軽視していない、と鈴木寛文部科学大臣補佐官は主張しますが、その根拠の一つは科研費の増額です。 科学研究費補助金について言えば、科研費の配分を2010年度と14年度で比較すると、人文社会科学系の採択数は17.4%、配分額は10.7%増加しています。補助金全体の人文・社会科学系分野のシェアとしても、平成16年(国立大学の法人化時)と比して採択件数、配分額ともにそれぞれ1.4%増で、ここでも人文・社会科学系分野を軽視しているというエビデンスは全くありません。 検証してみます。まず、引用の前段。科研費は全体において採択数、配分額ともに増加していますから、採択数および配分額の増加を文系重視の証拠としてあげても、不十分でしょう。 科研費全体の予算額の推移と、採択件数の推移は以下の通

    文科省の文系学部軽視は「誤解」なのだろうか 鈴木寛氏の記事を起点に考える(下) - 日比嘉高研究室
    takehiko-i-hayashi
    takehiko-i-hayashi 2015/09/08
    もしかして政策立案者の方には十分なリソースと能力があると思っているのだろうか。そう思えるような論拠が何かあるのだろうか? c.f., http://takehiko-i-hayashi.hatenablog.com/entry/20130301/1362138750
  • 「大学は役に立つのか」にマジレスしてみます 総論編 - 日比嘉高研究室

    昔から問われつづけた問いであるような気もしますが、最近とくに目にすることが多くなった問いに、「大学に通って何の意味があるの」「大学は役に立っているの」というものがあります。これは色々な角度から答えられますし、その答えは誰に対して答えるのか――保護者なのか、一般社会なのか、同僚なのか、文部科学省なのか、企業経営者なのか、などなど――によっても力点が変わる気もしますが、ここでは学生向け、一般社会向けに、私なりにこの問いへマジレスしてみようと思います。 なお、いわずもがなですが「マジレス」とは、「ネタ発言に対してネタで返す事が出来ず大真面目に返してしま」(ニコニコ大百科より)うというニュアンスの言葉です。こんなこと説明必要かなぁ、という困惑と躊躇がこのタイトルになりました。。。 この記事の内容 だいたい次のような項目になりました。 I 大学で得られること・わかること 総論編 世の中の考え方には「

    「大学は役に立つのか」にマジレスしてみます 総論編 - 日比嘉高研究室
    takehiko-i-hayashi
    takehiko-i-hayashi 2015/02/02
    良記事。欲を言えば「誰にとって」役に立つかという視点も欲しい。大学への公的資金の投入は「大学へ行けない層」から「行ける層」への所得移転の性格を持つゆえ公的領域への貢献もその正当化には欠かせないと思う
  • 国立大から教員養成系・人文社会科学系は追い出されるかもしれない - 日比嘉高研究室

    教育系・人文社会系は、いらない 国立大学は「国立大学法人」となって、国の縛りから自由になった、はずだったのですが、その実、サイフを握られて結局昔よりも文部科学省の言いなりになる傾向が強まった――このことはどこかで耳にしたことがあるかもしれません。 その国立大学の行く末を論じている会議の一つに、国立大学法人評価委員会というのがあるのですが、そこがびっくりするような提言をしています。「国立大学法人の組織及び業務全般の見直しに関する視点」について(案)という文書で、この8月4日の日付をもつものです。以下で全文が読めます。 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/kokuritu/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2014/08/13/1350876_02.pdf 教育系・人文社会系のスタッフ一同が、背中に寒風を感じるだろう箇所を引用しま

    国立大から教員養成系・人文社会科学系は追い出されるかもしれない - 日比嘉高研究室
    takehiko-i-hayashi
    takehiko-i-hayashi 2014/08/27
    物の言い方に気をつけないと、「持たざる者」から見たら「教養の大切さが分かるオレ、教養人だろ」みたいなセルフボーストに見えちゃうんじゃないかしら/ 例えば「子供が大学に行かない私たち」の層も多いわけで
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