Webのプライバシー保護について各社が取り組んでいますが、なかでもGoogleが発表しているのがPrivacy Sandboxです。今回は全体像について読み解きます。
大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:あなたの知らない「昼スナック」の世界 そもそも銭湯の「鏡広告」のことを意識したことがなかった 私がたまに店番をしている大阪・此花区にあるミニコミ専門書店「シカク」。いつものように仕事をしていたら、店長のたけしげみゆきさんに「うちで今度『鏡広告』出すんですよー!いいでしょ!」と言われた。鏡広告……?何それ! こういうものです。 聞くところによると、シカクのすぐ近所にある銭湯・千鳥温泉が、古くなった浴場の鏡を取り換えようと業者さんを探していて、銭湯の鏡を専門に扱っている広告社を見つけた。鏡も取り換えてくれるし、希望すれば鏡広告も制作してくれるという。そこで、そんなことを面白がりそうなシカク
平成のその先の時代へ。そろそろマーケティングの定義をアップデートしないといけない。それはそのままGOの2019年の戦略でもある。一緒に冒険してくれる仲間がいたら嬉しい。【文末に重要な告知あり】1:アメリカかよ? 2018年の大晦日、那須川天心がフロイドメイウェザーのパンチに屈したとき、ぼくらは気づいてしまった。メイウェザーが天心をナメていたんじゃない。ぼくたち日本の格闘技ファンがメイウェザーをナメていたんだ、ということに。 天心が持ち前の勇気と捨て身の特攻で、アメリカの近代ボクシングの象徴を追い詰め、きりきり舞いさせることを脳裏に描いていた。メイウェザーが短い試合時間をのらりくらりと逃げ切り、結果としては判定で勝つだろうとは予想していた。ただ、卑怯に逃げ回るメイウェザーにブーイングを浴びせて「ルール次第では天心が勝っていたな」と自分を納得させる準備はできていた。実際はディフェンス、パンチ、
Case: Fire log smell’s like fried chicken アメリカの寒い冬には欠かせない(?)暖炉に着目して、KFCが今年のクリスマスプロモーションで実施した一風変わった取組みをご紹介。 同社は、“燃やした時にフライドチキンの香り”がする11種類のハーブとスパイスでできた『暖炉用の薪』を開発し、販売しました。 この薪を1人1セット限定、価格は約2,000円。アメリカとカナダを配達可能エリアとして特設サイト(https://www.kfc.com/fire-log)で販売したところ、わずか1時間で完売になったといいます。 商品の説明書きには、「美味しい匂いがするのでフライドチキンが食べたくなりますが、商品(薪)は食べないでください」、「お腹を空かせた熊やご近所を引き寄せてしまうかもしれません」といったコミカルな記述も。 さらに、今回開発された薪は、100%再利用可能
今年も年初恒例の業界予測です。 ①デジタル化に向けて教育・人材育成への投資本格化 デジタル変革の核心は人材である。企業のマーケティングの本丸では、ここ何年かはデジタルに関して変なコンプレックス(つまりデジタルは専門性が高く、自分たちでは対応できないのでは?という)があって、デジタル専門人材を外部から招聘したりしてきた。しかし、概してそうしてつくった外人部隊のデジタル部門は、Webやアプリといった施策そのものがデジタルなものに対応するだけで、マーケティングの幹の部分にはタッチできない構造をつくってしまった。 枝葉の部分をデジタルで化粧を施すだけなので、かえって本当のデジタル化を阻害してしまった。 ベムが「出島(デジタルマーケティング本部、略してデジマ)」と呼ぶのは、江戸城本丸はそのままで、「デジタルというエイリアンと対峙するのは出島で」いう状況を指している。 肝心なことは、その企業のビジネス
2018はどんな年だったか? 今年は平成最後の年ということもあり、ニュース等でも「振り返り企画」を多く目にする師走だった。この記事では、今年話題になったCMのいくつかをご紹介しながら、去りゆく一年を振り返ってみたい。広告や企業のキャンペーンには、時代や世相を鮮やかに映し出すものもある。 ハズキルーペは拡大率高い。いろんな意味で今年なんと言っても目立っていたのは、メガネ型拡大鏡「ハズキルーペ」のキャンペーンである。テレビでのオンエア量がすごいが内容もすごい。商品に対する絶大な自信がCM全体にみなぎっているのである。 渡辺謙が「ハズキルーペをかけると世界が変わる!」とまで言ったかと思うと、菊川怜はウインクしながら「ハズキルーペだーい好き」と手でハートマークをつくって見せる。最近オンエアされているバージョンでは小泉孝太郎が「ハズキルーペ、すごい…」と絶賛。 タレントが商品をむやみに褒めるだけでな
女性向けWebメディア「MERY」は12月11日、JR渋谷駅前のスクランブル交差点にある大型ビジョン「渋谷Q’s EYE」で広告を流し始めた。資生堂ジャパン、スタイリングライフ・ホールディングスBCL カンパニー、電通が協賛している。期間は17日まで。 新体制でのスタート後1周年を迎えたことを記念した企画。上下2画面に分かれた「渋谷Q’s EYE」を生かし、連動した映像を3種制作した。映像はスマートフォン向けアプリでも視聴できる。 協賛型の広告とした経緯について、MERYの広告ビジネス部部長兼編集部副部長の青木秀樹氏は、「9月1日、2日に開催したユーザー向けイベント『LUCKY MERY DAY』を通して、従来のタイアップ型ではなく協賛型の広告の可能性を感じ、これまでにない広告企画の実現に至った」とコメント。 また、映像内の「かわいくなりたい、のいちばん近く」というコピーについて、「MER
テレビCMシリーズの放映で売上を伸ばすメガネ型拡大鏡「ハズキルーペ」。商品取り扱い店舗は4万7000店となった。CMの企画からカメラワーク、スタイリングまで、クリエイティブディレクターとして総監督を務めるのが、プリヴェ企業再生グループ/Hazuki Company代表取締役会長の松村謙三氏。その広告効果について聞いた。 オーナーだから、すべてのリスクをとっている Hazuki Companyは、松村謙三会長率いるプリヴェ企業再生グループによって2007年に買収された後、独自の商品「ハズキルーペ」を開発。自社工場で大量生産できる体制をとり、製造、販売している。本体価格は1万167円。現在、広告媒体費を年100億円かけ出稿量を増やし、ブランドを育てている。 「世の中の文字は、小さすぎて見えなーい」と俳優の渡辺謙さんが叫ぶ60秒CMが2018年ブレイク。続編「武井咲×小泉孝太郎×舘ひろし編」は、
ブレーン編集部では、2018年に発表された国内外の広告賞の結果から独自に「国内・海外広告賞ベストオブベストランキング」を選出。今年最も広告賞を受賞した日本の広告は何だったのか?(本記事は、ブレーン1月号の特集記事の一部を再編集したものです) 2018年広告賞ベストオブベスト(国内) 1位 CULEN 新しい地図「新しい地図」 2位 NTTドコモ ドコモ5G「FUTURE-EXPERIMENT VOL.01 距離をなくせ。」 3位 日本マクドナルド ヘーホンホヘホハイ(ベーコンポテトパイ)「ヘーホンホヘホハイ」 4位 岩波書店 広辞苑第7版「ことばは、自由だ。」 5位 クボタ「壁がある。だから、行く。」 5位 サイボウズ「ワークスタイルアニメ『アリキリ』」 7位 スターフライヤー「星の飛行機の物語」 7位 パートナーエージェント「ドロンジョとブラック・ジャック」 7位 やまやコミュニケーショ
メディア、手法、表現が多様化し、マス広告の「マス」の位置付けが変わりつつある現在、従来のように「誰もが知っている」という広告が少なくなってきています。そんな中、今年で3回目、平成最後となる「ブレーン広告グランプリ」を実施しました。2018年に多くの人の心をとらえた広告、話題を集めた広告は、一体何であったのか。ブレーン編集部では読者の皆さまにご協力いただいたアンケートを集計し、グランプリを含む10点の作品を選出。読者の皆さまから寄せられたコメントと共に、編集部が今年1年の広告と広告界を振り返りました。 発表!読者が選ぶブレーン広告グランプリ2018 GRAND PRIX Hazuki Company/ハズキルーペ テレビCM GOLD 宝島社/企業広告 「あとは、じぶんで考えてよ。」「サヨナラ、地球さん。」 新聞広告 SILVER サントリービール/オールフリー 「生きてるっ!」篇 テレビC
Amazonの広告事業は、30億ドル(約3400億円)の規模を誇り、今後10年で500億ドル(約5兆6000億円)に成長するとされる。しかしバイヤーによれば、いまだ基本的な部分で粗が目立つという。よく指摘されるのは、動作が遅く機能の少ないツールやダッシュボード、ケーススタディやバイヤーへの販売サポートの不足だ。 Amazonの広告事業は、30億ドル(約3400億円)の規模を誇り、シティバンク(Citibank)の予測では、今後10年で500億ドル(約5兆6000億円)にまで成長するとされる。しかしバイヤーによれば、依然として基本的な部分で粗が目立つという。しばしば指摘されるのは、動作が遅く、機能の少ないツールやダッシュボード、ケーススタディやバイヤーへの販売サポートの不足についてだ。 業界のベテランは、これらは成長中のビジネスでは避けられない悩みであり、GoogleやFacebookにもそ
GDPRの登場によって、リスクのない広告購入の選択肢を求める需要には拍車がかかっている。コンテンツ連動型ターゲティングが急増し、プログラマティックギャランティードも同様に急増した。大手パブリッシャー数社によると、現在、セカンドパーティデータに関わるパートナーシップは復活しつつあるということだ。 EU一般データ保護規則(General Data Protection Regulation、以下GDPR)の登場によって、恐れられてきたようなデジタル広告業界の破壊は起こらなかったが、リスクのない広告購入の選択肢を求める需要には拍車がかかっている。コンテンツ連動型ターゲティングが急増し、プログラマティックギャランティード(保証型プログラマティック取引)も同様に急増した。大手パブリッシャー数社によると、現在、セカンドパーティデータに関わるパートナーシップは復活しつつあるということだ。 ガーディアン(
『MarkeZine』が主催するマーケティング・イベント『MarkeZine Day』『MarkeZine Academy』『MarkeZine プレミアムセミナー』の 最新情報をはじめ、様々なイベント情報をまとめてご紹介します。 MarkeZine Day
駅や電車内で目にする事の多い「商品広告」。普段はぼんやり見過ごしがちですが、意識してみるとたまーに面白いキャッチコピーがあったりしますよね。 たとえば、空港に掲示されたこんなキャッチコピー。 twitter.com@aseetsu 「大笑い」ってほどではないんですが、ちょっとクスッとくるこの感じ、嫌いじゃないって方も多いのではないでしょうか。 ただしこちらの広告、残念ながら実際に掲示されているものではなく、実はコピーライターの長谷川哲士さんがTwitter上で提案したもの。 アース製薬さん @EarthOfficialJP に #広告のご提案 です。 空港にアースジェットのこんな広告があったらおもしろいと思ったのですが、いかがでしょうか? ロゴと商品画像は仮ですが入稿データです。https://t.co/mDO6fRgnZS pic.twitter.com/CGLjNxpWWC — 長谷川
『MarkeZine』が主催するマーケティング・イベント『MarkeZine Day』『MarkeZine Academy』『MarkeZine プレミアムセミナー』の 最新情報をはじめ、様々なイベント情報をまとめてご紹介します。 MarkeZine Day
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く