乾いた地面に真っ赤な血の川が流れます。イスラムの重要な祝祭である「犠牲祭(イード・アル=アドハー)」と重なったスーダンでは、生贄とされる羊の解体を目の当たりにしました。家先の門の前で、あっという間に捌かれて肉の塊へと変わります。日本のスーパーマーケットに置かれてあるパックのお肉にも、こうした屠畜の過程があるはずです。 こんにちは、自転車世界一周の周藤卓也@チャリダーマンは、バックパッカーとなって未訪問国を周っています。これだけ科学が発展したというのに、未だに無機物から命は作れません。そんなことを考えると、生きているという不思議に、ときたまハッとさせられます。それは動物だって、植物だって同じ。何かの命を奪って、生きていることを、忘れたくありません。 ※【閲覧注意】記事タイトルの通り本文中には羊を解体する写真が含まれています。サムネイルにはモザイクをかけていますが、閲覧には注意が必要です。 ◆