【デンパサール=梁田真樹子】救助されたバリ島在住のインストラクター古川さおりさん(37)が18日、遭難から発見までの経緯について報道陣の質問に文章で回答を寄せた。 内容は次の通り。 ◇豪雨で視界不良 14日昼過ぎのダイビング開始時、全員の体調、天候、海況ともに問題はなかった。波はほぼなく、平均的な穏やかな流れで天候も穏やかだったが、(ダイビングを終えて)浮上すると天候が一変した直後だったようで、強風で波がたち、豪雨で視界が悪くなっていた。ボートのエンジン音が聞こえたのでホイッスルを鳴らした。 (ボートを見失って)浅瀬側に避難しようとしたが、水面が洗濯機の水流のように回り出し、メンバー全員が固まって手やタンク、BCD(浮力を調整するベスト)を握り合った状態でグルグル回り出した。回転から抜け、雨で悪かった視界が少し回復した時、方向と現在地を把握できた。 流されながらも昼はバリ島とレンボンガン島
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