通信社のAPのTwitterに掲載された「ホワイトハウスで2度の爆発。オバマ大統領が負傷」という速報はデマだった。 「ホワイトハウスで2度の爆発。オバマ大統領が負傷」――。米大手通信社Associated Press(AP)のTwitterアカウントに4月23日、こんな「速報」が掲載された。APは直後に同社のアカウントが乗っ取られたと説明、この速報がデマだったことを確認した。 事件の経緯について伝えたAPの記事によると、“デマ速報”は現地時間の午後1時過ぎに掲載され、これを受けてダウ工業株平均が一時急落したが、すぐに値を戻した。ジェイ・カーニー大統領報道官は、定例会見でオバマ大統領の無事を確認した上で、「私も大統領と一緒にいた」とコメントしたという。 APの広報責任者ポール・コルフォード氏は同日、「本日午後、@APのTwitterアカウントがハッキングされた。慎重を期してAPの他のTwit