1日午後11時10分ごろ、青森県平川市のJR奥羽線で、札幌発大阪行きの寝台列車「トワイライトエクスプレス」が積雪のため立ち往生し、乗客約130人が閉じ込められた。約12時間半後の2日午前11時45分ごろ、運転を再開した。 JR東日本青森支店によると、現場は津軽湯の沢駅(青森県平川市)と陣場駅(秋田県大館市)の間の矢立トンネル手前。列車内は暖房がつく状態で、食料も配られており、体調不良を訴えている乗客はいないという。JRの担当者は「これほどの立ち往生は珍しい。ご迷惑をおかけしている」と話す。この影響で、午後5時現在、奥羽線上下計26本が運休になった。 トワイライトは大阪―札幌間約1500キロを約22時間かけて結ぶ。今春の引退が昨年5月に発表された。