【ワシントン=鳳山太成】米商務省は17日、中国の華為技術(ファーウェイ)に対する事実上の禁輸措置を強化すると発表した。米国技術が関わる半導体やソフトがファーウェイにわたるのを完全に遮断する。同社の経営への打撃は一段と広がり、米中対立が激しくなるのは必至だ。商務省は5月、外国製の半導体でも、米国の製造装置や設計ソフトを使っていればファーウェイに輸出するのを禁じた。今回は禁輸対象の定義を拡大し、第
2019年は米中貿易摩擦の問題がエレクトロニクス業界に大きな影響を及ぼした1年であった。関連する企業では、サプライチェーンの変更や仕様の見直しなどを迫られた。影響の大小はあれども、さまざまなベンチマークが各社で行われただろう。弊社は、半導体以外の分野(半導体のみならず)でも、複数の企業のコンサルタントやセミナーなどを行っているが、2019年を通じて依頼が最も多かった内容の一つが、中国の動向であった。 現在弊社では平均すると毎週8機種程度の中国製品を入手し(大半は輸入)、分解と解析を行っている。今回は米中問題を代表するHuaweiのスマートフォンを取り上げる。 “米中合作”だった「Mate 20 Pro」 図1はちょうど1年前、2018年第4四半期に発売されたHuaweiの当時の最上位スマートフォン「Mate 20 Pro」の外観と、裏パネルを外した全体の様子、基板を取り出した様子、そしてカ
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