2016年が明けたと思ったら…もう2月。その中でも息の長いヒットを見せているのが、15年末に公開された『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』だ。 邦画・洋画のシェア率において“邦高洋低”と言われ続けてきたここ数年の日本映画業界だが、1月27日に一般社団法人日本映画製作者連盟(以下、映連)が発表したデータによれば、2015年度は洋画が盛り返してきた感が強い。とはいえ、「妖怪ウォッチ」を筆頭に、興収20億円超タイトルのアニメ占有率が高いのは相変わらずだ。 邦画トップは『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』[c]LMYWP 2014 [c]LEVEL-5/映画『妖怪ウォッチ』プロジェクト 2014 その中でも、特に存在感を発揮した2015年のアニメ作品といえば、78億円を記録した邦画部門トップの『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』(※14年12月公開作品は15年度