東宝がアニメ事業を強化している。専門の事業部を発足させ、同社が保有する世界的な知的財産(IP)「ゴジラ」の次をアニメで創出することを目指す。日本のアニメの人気が世界的に高まるなか、海外向けの映像配信やグッズ展開を加速する。松岡宏泰社長に戦略を聞いた。――なぜ今、アニメに力を注ぐのですか。「北米や欧州、東南アジア、中国など世界的にアニメの需要が高まっている。動画配信の台頭が日本のアニメ業界に大
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「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の配給元・東宝が15日、来年配給する映画のラインナップを発表した。この日に情報解禁したのは、細田守監督の新作「竜とそばかすの姫」。全世界の50憶人がアカウント登録するインターネット世界《U》が舞台の話で、公開は来夏ということだけ明かされた。 が、会見ではやはり「鬼滅」に質問が集中。市川南常務は冒頭で、同作についてこう語った。 「各劇場の動員力を最大にして、予想を超える国民的ヒットを導き出しました。作品のできが素晴らしく、いま現在も大ヒットを続けていますが、作品単体のヒットにとどまらず、映画館で映画を見る喜びを多くのお客様と共に共有できたこと、日本の映画ビジネスの回復をアピールできたことも大きかったかなぁというふうに思ってます」 そしてNHKが切り込んだのが、続編の製作について。 「すでに第2弾は(共同配給元の)アニプレックスさんとの協議の中で検討があるのか?
大手映画会社の東宝は、ことし2月までの1年間の決算を発表し、「君の名は。」や「シン・ゴジラ」など去年公開された映画でヒット作が相次いだことから、3年連続で過去最高益を更新しました。 これは、去年8月に公開されたアニメーション映画「君の名は。」が今月9日現在で興行収入が248億円を超える大ヒットになったほか、去年7月に公開された特撮映画「シン・ゴジラ」も82億円を超えるなど、ヒット作が相次いだからです。 会見で東宝の太古伸幸常務は「映画2本が大ヒットして最高の1年だった。お客の移ろいやすいニーズを先読みし、試行錯誤しながら、作品のラインナップを充実させていきたい」と話していました。 松竹も14日、グループ全体の1年間の決算を発表し、去年6月に公開された若者の恋愛もようを描いた「植物図鑑」などがヒットしたことから、売り上げが961億円と4%増え、営業利益も75億円と1.8%増えて、2年ぶりの増
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