大阪刑務所(堺市)は18日、60歳代の男性受刑者が保護室で意識不明状態になった後死亡した、と発表した。 堺署の司法解剖の結果、熱中症とみられるという。 同刑務所によると、この受刑者は15日、個室で大声を出すなどしたため、保護室に収容された。17日夕、床に倒れているのを職員が発見。意識がなく、搬送先の病院で死亡した。 受刑者は今月入所したばかり。個室に冷房設備がなかったが、保護室にはエアコンがあり、受刑者が倒れていた時は室温24度に設定されていたという。同刑務所は「対応に問題はなかったが、今後はこれまで以上に受刑者の健康状態の把握に努めたい」としている。