タレントの眞鍋かをりと、所属事務所「アヴィラ」の裁判が泥沼化している。 そもそもは、眞鍋が事務所からの独立を求めて、"契約関係の不在確認"を求めて起こした裁判だったが、その過程でアヴィラ側から提出された書面では、眞鍋側の脱税疑惑が噴出したり、眞鍋の年収が暴露されたりした。 対して眞鍋側は、所属事務所のオーナーである牧野昌哉氏を攻撃。同氏の所属タレントに対するセクハラ疑惑や、眞鍋に対して「妊娠したら中絶させる」などの暴言を吐いていたことを暴露するなどした。すると今度は牧野氏側が、これに対して名誉毀損訴訟を起こすなど、混沌さは増す一方だ。 だが、筆者が注目したのは、牧野氏が自身の脱税事件における裁判で明らかにした、ある実力者との関係だ。 今年1月に行われた公判で、牧野氏は脱税したカネの使途について「芸能界の裏の実力者に領収書のない顧問料(みかじめ料)を渡していた」と認める供述をしていた