毒性や感染力が非常に強い新型インフルエンザに対応する特別措置法が来年春に施行されることから、対策の具体的内容を盛り込んだ行動計画を検討する有識者会議が発足し、来年1月までにワクチン接種の優先順位などについて結論をまとめることになりました。 有識者会議の初めての会合にはインフルエンザや法律の専門家など21人の委員が出席しました。 冒頭、野田総理大臣が「新型インフルエンザ対策はまさに危機管理だ。国家的危機に一丸となって立ち向かえるよう実効性のある行動計画を専門家の皆さんの英知を結集して作成してほしい」とあいさつしました。 ことし4月に成立した新型インフルエンザ対策特別措置法は、毒性や感染力が非常に強い新型インフルエンザが流行するおそれがある時に国が緊急事態を宣言することなどを定めています。 この法律に基づいて対策の具体的内容を盛り込んだ行動計画を新たに策定するため、有識者会議では、どのような状