退任前日、エレベーター前で会長の“送辞” セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長兼CEOが退任したことで、様々な憶測が飛んでいる。だが、その中には多くの誤解が含まれていることは、ジャーナリストの勝見明氏がプレジデントオンラインで指摘している通りだ(鈴木敏文・セブン&アイ会長辞任の「本当の理由」http://president.jp/articles/-/17833)。 言うまでもなく、組織は、生き物。永久不変ではないが、確実に言えるのはひとりの偉大なビジネスパーソン&経営者として鈴木氏がその名を歴史に残す存在であるということだろう。「流通の神様」「コンビニエンスストアをつくった男」といわれる鈴木氏に学ぶべき点は何か。 「女性の目線、女性の感性を貫いた稀有な、男性経営者だと思います」 そう語るのは、内閣府の経済財政諮問会議の政策コメンテーターも務めるマーケティングライターの牛窪恵氏だ。
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