AnimeJapan 2014、2日目のビジネスセミナーの最後には「アニメ海外配信ビジネス最前線~アニメ海外配信の未来~」と題されたパネルが開催された。世界各国のアニメ配信事業者が集い、アニメ配信ビジネスの現状と将来について議論された。 パネラーは海外からはクランチロールのCEOのクン・ギャオ氏、Huluでコンテンツ・アクイジション・マネジャーを務めるベン・キム氏、ワカニムTVの社長オリビエ・セルバンテス氏の3名が登壇。さらに日本からはドワンゴのCPO太田豊紀氏が登壇した。そして、モデレーターは本誌アニメ!アニメ!の編集長である数土直志氏が務めた。 まずは数土氏が日本では馴染みのない海外のアニメ配信サイトについて簡単な説明を行った。Huluはアメリカのカリフォルニア州に本拠地がある大規模な動画配信サービス。2011年からは日本でもサービスを行っているが、海外ドラマや洋画コンテンツに強いとい