昨日、NHKのクローズアップ現代で、新海誠監督の「君の名は。」の大ヒットの謎を解く特集を放送していた。、一応ソーシャルメディアでの口コミの広がり方にも触れられてはいたが、ヒット分析というより、観客の感動ポイントを探るという趣旨の構成だった。すでに作品を見た人が「ああ、そうだよね」と思える内容ではあったと思うが、これがあるからヒットしたのだ、という明確な解答は見いだせていなかった。 まあ無理だと思います。この作品のヒットはあまりにも突然変異なので、説明するのがすごく難しい。大きな理由がひとつあったから売れた、というより様々な要因の全てが良い方向に循環して偶然に誕生した、という印象だ。そこには狙っていたものもあるだろうし、本当に偶然なものもあるだろう。 今更いうのもあれなのだが、試写会で見てこれが売れるだろうと思った。ただ最大で45億円くらいではないかと思った。細田守の「おおかみこどもの雨と雪