Googleのインフラ担当副社長であるエリック・ブリュワー氏が、クラウドベースのデータセンターに向いたハードディスクドライブについて述べている(英語版・抄訳)。この中でブリュワー氏は、ローマの戦車の幅が現代の鉄道線路の幅になっている(と言われる)例を挙げて、PCに3.5インチフロッピーディスクドライブ(FDD)が搭載されていた時代の名残りから、現在の3.5インチハードディスクドライブ(HDD)ユニットがFDDと同じサイズに決められていることを指摘している。 かつてはデスクトップPCの3.5インチベイに収められていたメインストレージが、いまはクラウドベースのデータセンターにあるのだから、FDDのサイズにとらわれる必要はない、としている。 そして具体的に、信頼性を保ったまま容量や速度を上げつつ全体のコストを抑えるためには、もっと厚みのあるドライブが必要だと論じている。1つのHDDユニットの厚み
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