石畳のクラシックと言えば、過酷なサバイバルバトル、下剋上や思わぬ勝利が起きうる春のドラマは、常にレースシーンを盛り上げる。そして開幕戦となるE3サクソバンク・クラシックが行われ、ユンボ・ヴィズマが今シーズンここまでの勢いそのままに圧倒的なチーム力と組織力をまたしても披露、エースとアシストでの逃げ切りワン・ツーフィニッシュを達成した。 203㎞のレースで動きがあったのは残り80㎞、早くもワウト・ファン・アールトが石畳で仕掛け、レースに揺さぶりをかける。これにより集団は分裂、一気に人数が絞られていく。その後のセクターで徐々に集団が20名ほどに再形成されたが、残り42.5㎞でのパテルベルグで、またしてもユンボ・ヴィズマが仕掛ける。ファン・アールトが鋭いアタックを上りで決めると、もうついていけるのはチームメイトのラポルテしかいなかった。 セクター終了時に僅か15秒ほどだった差は、ここからぐんぐんと
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