映画「ソーシャル・ネットワーク」を観た。激変する中東情勢への影響も含め、いま世界で最も注目される会社、フェイスブックの創業期を描いた物語で印象的だったのは、無料の音楽データ交換を実現するナップスターを立ち上げたショーン・パーカーが、フェイスブック創設者のマーク・ザッカーバーグたちを諭す場面だ。 ナップスターが著作権侵害で音楽業界から訴えられ敗れたことを同席したザッカ―バーグの親友から指摘されたパーカー役のジャスティン・ティンバーレイクが、「裁判ではそうだが、負けたのは音楽業界さ。CDは売れなくなっただろう」と言い放った台詞には膝を打った。(もっとも、パーカー氏本人は、「映画は完全なフィクションだ」と発言している。)◆注意:ロイター日本語サイトで“ショーン・パーカー”と検索すると記事が出ます 著作物のコピーを容易にするデジタル・テクノロジーは、インターネットの普及以前からコンテンツ産業と相性
ソフトバンク社長・孫正義氏の「武勇伝」が話題だ。全128頁の約半分を割いて「孫正義の白熱教室」を特集した「プレジデント」2011年3月7日号。中でも「あなたの思考力を磨く全30問」で紹介している孫氏の豪快な体験談には圧倒される。 「全30問」は、孫氏が2010年9月に講演した内容を再構成したもの。これまで直面してきた苦境のエピソードを基に、「このとき彼はどういう行動を取ったか」を読者に2択で答えさせ、大学教授やコンサルタントが「正解」に解説を加えている。 「不公平なルールより、正義を守るべし」 例えば、自社が出版する雑誌8誌のうち、7誌が赤字になったとき、どう行動すべきか。普通の会社であれば「赤字雑誌の廃刊を検討する」ところだが、孫氏の正解は「立て直しを試みる」というもの。 実際、孫氏は慢性肝炎で入院中の病院を抜け出し、役員会で机を叩いて「撤退論は絶対に受け入れられない」と演説をぶつ一方、
ネットの世界にも 巨大な“ゴリラ”が存在している 米国の2つの大学の研究者が行って、話題となった実験がある。数人の若者にバスケットボールをしてもらい、別の数人に「60秒間に何回パスをしたか?」を数えてもらう。その最中、なぜか着ぐるみのゴリラが現れてコートの中を歩きまわり、こちらを向いて胸をボコボコボコと叩いて去っていく。まったく異常な出来事が起きたわけだが、見ている側の約半数は、ゴリラが入ってきたことに気がつかなかったという(『Scientific American MIND』“How Blind Are We?” June 2005)。 そんなことあるの? と思われる方は、友達や同僚を使って似たような実験をすることも可能だ。数百字の英文に含まれる「f」の文字を数えてもらう。すると「if」や「of」を見落としてしまう人がかなりの割合で出てくるのだ(文章の内容にもよるのだが)。人間というの
ヤンマーは16日、同社のキャラクター「ヤン坊マー坊」の新デザインを発表した。ライセンスを開放し、Tシャツや帽子などのキャラクターグッズを販売する。「ヤン坊マー坊」は昭和34年に誕生。キャラクターデザインはアニメーターの中邨(なかむら)靖夫氏が一貫して手がけてきたが、今回初めて別のデザイナー集団に依頼した。従来のキャラクターも並行して、使用する。
カルチュア・コンビニエンス・クラブはこのほど、「TSUTAYA 横浜みなとみらい店」(神奈川県横浜市)で、書籍の裁断機とスキャナーを店頭で貸し出すサービスを始めた。客が書籍を持ち込み、データ化できる。スキャナー貸し出しは「枚方市駅前店ゲーム館」(大阪府枚方市)に次ぐ2店舗目。 店内のスキャナーを1冊300円で貸し出し、裁断済みの書籍をユーザー自身がデータ化し、記録メディアなどに保存して持ち帰ることができる。裁断機も無料で貸し出しており、TSUTAYAで買った書籍をその場で“自炊”することも可能だ。 昨年10月に枚方市駅前店ゲーム館でスタートし、横浜みなとみらい店では2月10日に始めた。「実験的なサービス」(同社広報担当)という位置づけで、他店舗への拡大は考えていないという。 関連記事 「自炊の森」は「違法とは言い切れない」 “自炊”めぐる業態に法的評価は未確定 所有する本や漫画を電子化する
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く