レオ・マルティン著「元ドイツ情報局員が明かす 心に入り込む技術」を読んだ。 最近、TBS深夜でも始まった「ホームランド」と言うアメリカのドラマがある。 イラクからテロリストの捕虜になっていたニコラス·ブロディ軍曹が救出される。 CIAのキャリー・マティソンは自分の情報屋から「アメリカ兵がテロリストに寝返った」と言う情報を聞き、その裏切ったアメリカ兵がブロディではないかと監視を始める、と言うお話。 よくあるスパイものだと銃を乱射したり、殴り合いとかアクションシーンで盛り上げるが、この「ホームランド」の場合、主人公キャリーはデスクワークの諜報活動(監視カメラとかPCとか)が中心で、仕事と精神病との葛藤、バランスが物語の中心になってる。 ドラマはどんどんドラマらしくなっていくが、それにしても銃撃戦とか派手な展開はとても少ない。 実際の諜報活動もそれほど派手な訳でもないらしい。 「元ドイツ情報局員