ヨハネス・フリードリヒ・レオポルト・フォン・ゼークト(Johannes Friedrich Leopold von Seeckt、1866年4月22日 - 1936年12月27日)は、ドイツの陸軍軍人、政治家。ヴァイマル共和国軍最大の実力者。最終階級は上級大将。通称はハンス・フォン・ゼークト(Hans von Seeckt)。 帝政時代には陸軍参謀総長、ヴァイマル共和政時代には陸軍兵務局長、陸軍統帥部長官を務め、1920年代前半のヴァイマル共和国軍最大の実力者として「国家の内部における国家」である軍の権威を確立し[1]、軍部に多大な影響力を持っていた。また1930年には国会議員も務めた。 帝政ドイツ時代のゼークト 1915年、ハンス・フォン・ゼークト(右から3番目)とヴィルヘルム2世(中央)およびマッケンゼン(右から2番目) 1866年にシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州でプロイセン陸軍将