もうすぐ、確定申告の季節ですね。うざいですね。あの事務処理を考えただけでも憂鬱になり、ついついドラゴンボールを全巻読破してしまおうかと考えています。僕は税理士にお願いしているのですが、それでも、これが大変なんですよね。 ということで、ぜひ読んでおきたい税金の本を紹介します。 1.国税記者 実録マルサの世界、田中周紀 最近、買った本ですが、なかなか面白かったです。共同通信とテレビ朝日で国税を担当した記者が、渾身の力で書いた本です。億単位の金を隠していた、芸能事務所の社長(ゆうこりんとか眞鍋かをりさんが所属していたところ)、銀座の人気クラブのママ、人気ホステスなどなどの、おなじみのメンバーから、キャノン大分工場事件や旧グッドウィルグループの経済事件まで、幅広い脱税事件がカバーされています。ちょっと読んでいて、あまりにも検察の筋書きと、裁判所の判決を絶対視している感はありますが、それでもなかなか