フランスのブローデル派の歴史観をモデルにした中国・上海の新歴史教科書では毛沢東はほぼ姿を消し、南京大虐殺は中学でほんの少し触れられるのみとなる。新教科書では経済成長、創造、多様な文化といったバズワードに焦点が当てられており、ビル・ゲイツやニューヨーク証券取引所、スペースシャトル、日本の新幹線などが登場する。しかし中学の歴史教科書ではまだ日本の侵略を批判する内容となっており戦後の平和発展への言及もほんの少しにすぎない。 “History does not belong to emperors or generals,” Mr. Zhou said in an interview. “It belongs to the people. It may take some time for others to accept this, naturally, but a similar proces