沖縄アイス、関東に進出さ〜 基地の縁・福生から2008年9月25日15時8分印刷ソーシャルブックマーク ブルーシールの渋谷店。若い女性らでにぎわっている=東京都渋谷区宇田川町、小島写す 占領下の沖縄に、米兵向けに上陸したアイスクリームの店が、60年を経て首都圏に広がっている。名前はブルーシールアイスクリーム。米軍基地の街、東京都福生市のお好み焼き店が、沖縄風味のアイスの普及に一役買っている。 ブルーシールが沖縄にやって来たのは、終戦から3年たった1948年。米軍の基地に乳製品の工場ができ、軍人や基地で働く人たちにアイスクリームを提供した。当時、基地からの横流し品を手に入れようとする人もいたという。 現在はフォーモスト・ブルーシール社(沖縄県浦添市)が沖縄県内で店を展開し、カップアイスも販売。紅イモやゴーヤー、サトウキビ、シークワーサーといった沖縄風味のアイスが観光客に人気だ。 首都圏で店を