タグ

ブックマーク / www.enpitu.ne.jp (6)

  • 活字中毒R。

    『GetNavi(ゲットナビ)』2009年5月号(学習研究社)の「ゲットナビ探検シリーズ〜わが社のロングセラー伝説・第15回」(マリオ隊長著)より。ショウワノートの「ジャポニカ学習帳」が採り上げられています。 【ジャポニカ学習帳は、見たこともないような珍しい動植物の写真が表紙を飾り、裏表紙にはその解説を掲載。「読み物としても楽しめるノート」として、アラサー世代の心にも強く刻みこまれているはずである。しかし今回、広報担当氏から「マリオ隊長が小学校に上がられる少し前の78年頃から、表紙の内容と品質をさらに高めるため、世界各地に取材班を派遣するようになりました」と聞かされ仰天した! なんと、ギニア高地の頂上付近にしか咲かない花や、アマゾンのジャングル奥地にしか生息しない昆虫の姿を求め、何か月もかけて取材をしているのだという。ジャポニカ取材班は、我々探検隊さながらの労力を費やしてきたのだ! 職な

    takeshiketa
    takeshiketa 2009/05/02
    へーーーー!
  • 活字中毒R。

    『怪しい商品ぜんぶ買って試した Vol.2』(鉄人社)より。 (通販の「怪しい商品」を買ったり、街の「怪しい店」に入ってみるという体験レポートを集めたから。「悪徳ダイエット商法のからくり全部教えます」という項の一部です。都内の悪徳ダイエット飲料販売会社で電話オペレーターとして働いていたという香崎めぐみさん(仮名・25才)の話) 【改めて言いますけど、ダイエット飲料の広告は全部ウソなんです。下剤を入れるのは《宿便が取れてる》ってキーワードを出すためだし、《アジア美容コンテストで最優秀賞!》なんてのは、コンテストそのものがありません。タレントの愛用者インタビューも、お金を払って出てもらってるだけです。 成功体験談なんかも、全てサクラか会社のスタッフですね。写真は別人かコンピュータ修整か、人が口や服の中にモノ詰め込んで太ってるように見せてるだけ。こんなインチキな会社があるなんて、怒りすら覚え

    takeshiketa
    takeshiketa 2009/04/23
    すげーな。良心の停止。そもそも宿便なんてもんからしてうそ臭い。腸の内壁ってものすごい勢いで新陳代謝を繰り返してるんじゃなかったっけ
  • 活字中毒R。―村上春樹「ネット空間にはびこる正論原理主義を怖いと思う」

    『文藝春秋』2009年4月号の村上春樹さんへの独占インタビュー「僕はなぜエルサレムに行ったのか」より。 (2009年2月15日にイスラエルでエルサレム賞を受賞され、「壁と卵」のスピーチをされた村上春樹さんへの独占インタビューへの一部です。引用部はすべて村上さんの発言) 【ネット上では、僕が英語で行ったスピーチを、いろんな人が自分なりの日語に訳してくれたようです。翻訳という作業を通じて、みんな僕の伝えたかったことを引き取って考えてくれたのは、嬉しいことでした。 一方で、ネット空間にはびこる正論原理主義を怖いと思うのは、ひとつには僕が1960年代の学生運動を知っているからです。おおまかに言えば、純粋な理屈を強い言葉で言い立て、大上段に論理を振りかざす人間が技術的に勝ち残り、自分の言葉で誠実に語ろうとする人々が、日和見主義と糾弾されて排除されていった。その結果学生運動はどんどん痩せ細って教条的

  • 活字中毒R。 『徹子の部屋』が、「一切編集をしない」3つの理由

    『聞き上手は一日にしてならず』(永江朗著・新潮文庫)より。 (ライター・永江朗さんが、各界の「プロの聞き手」10人に「聞き方の秘訣」についてインタビューしたから。黒柳徹子さんの回の一部です) 【永江朗:『徹子の部屋』は世界でも珍しい長寿番組になりましたね。ひとりで司会するトーク番組としては世界最長だとか。長く続くからには、それだけ画面にはあらわれない苦労も多いと思います。収録の前には、どの程度、スタッフとミーティングをするんですか。 黒柳徹子:月曜、火曜で6録っています。当は5でいいわけですけど、少しずつ余裕を見て。6録れば、1ヶ月で4のストックができます。何があるかわかりませんからね。ユニセフの仕事海外に出かけるため、夏休みとして収録を2週お休みします。芝居の舞台稽古があって休むこともあります。毎週、金曜日に打ち合わせをするのですが、いまディレクターが14人ぐらいいまして、

    takeshiketa
    takeshiketa 2008/05/25
    編集をしないから、と、本心を話して下さるゲストも多いです。
  • 活字中毒R。

    の雑誌』2008年1月号(の雑誌社)のコラム「グランド・ヒストリーへの長い旅」(神谷竜介著)より。 【ここ十数年、鉄砲伝来に関する研究の進展は著しいそうで、かつての常識はずいぶん見直しを迫られているらしい。宇田川武久『真説 鉄砲伝来』(平凡社新書)と鈴木眞哉『鉄砲と日人』(ちくま文芸文庫)を読んで正直悄然。ありゃ、むかし習った話とけっこう違うのね。 種子島にポルトガル式の鉄砲が伝来したのは1543年(天文十二)年というのが公式発表(?)。ところが、江戸時代になってから書かれた『鉄炮記』に基づく記録で信憑性はかなり疑わしい。どうやら「種子島」以前に一部の倭寇勢力によって日に持ち込まれていたのは確実とのことだ。 おまけに鉄砲の威力、精度、汎用性についても疑問が呈されている。鉄砲と言われて真っ先に頭に浮かぶのは大河ドラマの合戦シーンである。果敢につっこむ戦国最強の武田騎馬軍団。柵の向こ

    takeshiketa
    takeshiketa 2007/12/23
    「150メートルって、どうやってそんなに飛ばすの?そもそも、的が見えないのでは……」>合戦中の矢って直接狙うの?横に並ばせて放物線を描くように射るもんだとおもってたけど。
  • 活字中毒R。「僕が人の話を聞く時に、絶対にやらないようにしていることが一つあります」

    『経験を盗め〜文化を楽しむ編』(糸井重里著・中公文庫)より。 (「おしゃべり革命を起こそう」というテーマの糸井重里さんと御厨貴さん(オーラル・ヒストリー(口述記録)の研究者・東京大学教授)、阿川佐和子さんの鼎談の一部です) 【御厨貴:僕が10年来経験を重ねてみてわかったのは、聞く時には「自然体」が一番いいということです。こっちが「聞くぞ」と意気込んでると、向こうもなんとなく「答えないぞ!」みたいに構えますから。 阿川佐和子:力を抜く? 御厨:最初から自分は何でも知っているという姿勢で臨むのではなく、知らない、よくわからない、だから聞きたいというスタンスですね。 阿川:ニコニコなさる? 御厨:いえいえ、それはあまりやると向こうが嫌がるからしない。現場に行って、先に来ちゃったから、部屋でボケッと座っているような感じです。 糸井重里:あっ、その「ボケッと座ってる」という言い方、すでに好感持っちゃ

  • 1