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ブックマーク / yoghurt.hatenadiary.com (3)

  • ぜんぶ、ストIIのせい - 未来の蛮族

    USSR!飛行機がザンギエフステージに向けて飛び立つ瞬間に鳴り響く、あのボイス。 USSR。幼かった僕は、それがソヴィエト連邦の略称であることさえ知らなかった。 僕の辞書はナポレオンもびっくりするほど白紙のページばかりで、不可能も可能も全く掲載されてはいなかった。これから書き込んでいかなければならないことが山ほど残されていた。そんな僕が知っていた、数少ない真実。 それは、ストリートファイターに登場するキャラクターは、みな最高だということだった。以前、SNKのキャラクターデザインのことを、口を極めて罵ってしまった僕だけれども、格闘ゲーム界のもう一方の雄であるCAPCOMの「ストリートファイターII」のキャラクターデザインについては、悔しいけれど・おまえに夢中と言わざるをえない。 ダルシム、ブランカ……ほんとうに、僕は彼らが大好きだったのだ。 *1 けれど、彼らのことを思うとき、少し後ろめたく

    ぜんぶ、ストIIのせい - 未来の蛮族
  • 父親が、自動車だった - 未来の蛮族

    ずっと、自分の車を持つことに憧れていた。 それは、僕という人間が、どうしようもなく二十世紀人であるからかもしれない。 二十世紀の男にとっては、車はただの機械じゃないのだ。 二十世紀の僕、まだ幼い子供だった僕は、エンジンと、四つの車輪を持つものには何だって憧れていた。 ポルシェ、メルセデス、トヨタ、ホンダ、フォード……。今では何一つ覚えちゃいないのだが、当時の僕は世界中の車を暗記していたらしい。 スポーツカーが好きだったし、ファミリーカーも好きだったし、消防車だって愛していた。 当時の僕の愛読書は、もちろん『しょうぼうじどうしゃ じぷた』*1だ。 しかし、何といっても一番好きだったのは、我が家の車だ。 それは、常に幸福な記憶と結びついている。 少し角ばったそのセダンに乗り込むとき、僕はいつだってわくわくしていた。 行き先がどこであろうと関係がなかった。 マクドナルドのドライブスルーだって、当

    父親が、自動車だった - 未来の蛮族
  • 邪気眼を世界遺産に - 未来の蛮族

    中学の頃カッコいいと思って 怪我もして無いのに腕に包帯巻いて、突然腕を押さえて 「っぐわ!・・・くそ!・・・また暴れだしやがった・・・」とか言いながら息をを荒げて 「奴等がまた近づいて来たみたいだな・・・」なんて言ってた クラスメイトに「何してんの?」と聞かれると 「っふ・・・・邪気眼(自分で作った設定で俺の持ってる第三の目)を持たぬ物にはわからんだろう・・・」 と言いながら人気の無いところに消えていく テスト中、静まり返った教室の中で「うっ・・・こんな時にまで・・・しつこい奴等だ」 と言って教室飛び出した時のこと思い返すと死にたくなる 柔道の授業で試合してて腕を痛そうに押さえ相手に 「が・・・あ・・・離れろ・・・死にたくなかったら早く俺から離れろ!!」 とかもやった体育の先生も俺がどういう生徒が知ってたらしくその試合はノーコンテストで終了 毎日こんな感じだった でもやっぱりそんな痛いキャ

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