100年を超す東大ア式蹴球部(サッカー部)の歴史で、極めて珍しい“外部”からの監督に就任した。Jリーガーを引退した直後に着任した林陵平監督(35)は「やっぱり大変」と言いながらも表情は充実感に満ちていた。現役時代に他とひと味違う活動をしていたことが、異例の挑戦につながった。現役ラストマッチの前日、一本の電話がかかってきた。 東京都出身の林監督は明大を経て2009年、育成組織時代に10年間を過ごした東京ヴェルディでプロになった。身長186センチの大型FWで、柏と山形で計3季プレーしたJ1では36試合で3点、J2では264試合で64点を挙げ、12年間で6クラブを渡り歩いた。日本代表経験はなく、全国的な知名度はないが、サッカー愛好者の中では知られた存在だ。…
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