「萌(も)え寺」。アニメのキャラクターなどへの思い入れが深いことを意味する「萌え」の世界がインターネット上で評判になっているお寺が八王子市にある。アニメキャラ風の絵の看板ができて5年、住職の予想を超え、仏教と若者を結びつけている。 八王子市日吉町の住宅地にある日蓮宗の松栄山・了法寺(りょうほうじ)。400年を超える歴史がある寺には弁財天や鬼子母神がまつられている。だが、近年は参拝するのは高齢者ばかりで、新住民には寺があることすら知られていないのが課題だった。 「寺は地域の交流の場。幅広い世代に来てもらいたい」。住職の中里日孝(にちこう)さん(49)は寺の案内板をつくることにした。「文字だらけの案内板では読まれない。人目につくものにしたい」と、若い檀家(だんか)に相談すると、イラストレーターを紹介された。できあがってきたのが、弁財天や鬼子母神をアニメキャラ風に擬人化した「萌え看板」の図案だっ
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