ブックマーク / jyoshige.livedoor.blog (6)

  • Joe's Labo : 65歳雇用義務化についてのまとめ

    2013年04月06日10:30 by jyoshige 65歳雇用義務化についてのまとめ カテゴリ人事 なぜか65歳雇用義務化についての取材が多いので、以下に論点をまとめておこう。 一々同じこと話すのはめんどくさいので、これ読んでまとめちゃってください。 (話聞きに来る場合でも最低限読んでおいて下さい) ・65歳までの雇用が義務化される影響は何がありますか? 企業の人件費原資は一定なので、5年分の雇用が増えた分を誰かの人件費を削る ことで対応しないといけません。 2011年経団連調査によると、38.4%の企業が新卒採用の削減で対応。 また、派遣社員や契約社員といった正社員以外を雇い止めし、高齢者に置き換える ことで対応する企業も多いです。 それから、全体的にこれから企業に入ろうとする人も採用されにくくなります。 たとえば新卒学生の場合、従来は「こいつは60歳まで雇う価値があるか」を人事が

  • Joe's Labo : 僕が慶應義塾長とケンカしたわけ

    2012年11月04日11:00 by jyoshige 僕が慶應義塾長とケンカしたわけ カテゴリ経済一般 先日オンエアされたNHKの「団塊スタイル」について。 お茶の間の人から見ればなんということはない普通の情報番組だったと思うが、 実は途中でごっそりカットされたシーンがある。 そういう番組ではないと分かっていたから揉める気は無かったが、その時は僕は 久し振りに気で怒ってしまった。長めに収録して番組の趣旨に沿うように編集するのは 局側の自由なので異存はないが、非常に重要なやり取りなので、ここに記しておこうと思う。 収録時には、中盤で清家篤・慶応義塾長がフリップを出すシーンがあった。 高齢者の就労比率の高い国は若年のそれも高いですよというグラフだ。 なるべく忠実に会話を紹介しよう。 城「そもそも終身雇用のない他国では、高齢者は自力で労働市場を通じて職を 得ているのであり、そういった国々と

  • Joe's Labo : 湯浅氏の内閣府参与辞任の挨拶文を読んで

    2012年03月23日11:30 by jyoshige 湯浅氏の内閣府参与辞任の挨拶文を読んで カテゴリその他 湯浅氏の内閣府参与辞任の挨拶を読んでみて、色々と考えさせられてしまった。 長文だが、一読の価値はある。 文中、何度も何度も「日型雇用、日型福祉社会」という言葉が繰り返されるが、 彼の問題意識は、以下の部分に集約されている。 すでに数多くの指摘がなされていますが、私も現在の状況を、大きくは、 高度経済成長期以降の「日型雇用、日型福祉社会の崩壊過程」と捉えて います。具体的には、現役世代は家族と企業で支え、引退世代は社会保障で 支える、というモデルです。そこでは、国が企業に補助金を与えたり、企業の 福利厚生を非課税扱いにするなどして企業活動を助け、企業が男性正社員に 一家全員分の生活費を渡し、男性正社員が稼いだ生活給で子 (場合によっては高齢者も)を養う(その代わり、子育

  • Joe's Labo : 経団連、ようやく公式に「長期雇用のメリットはないです」と認める

    2011年12月27日11:21 by jyoshige 経団連、ようやく公式に「長期雇用のメリットはないです」と認める カテゴリ経済一般 経団連がいよいよ定期昇給制度自体の見直しを提言するそうだ。 報告書案は定昇の具体的な見直し案として (1)仕事・役割に応じて等級を設け、賃金水準の上限と下限を決める (2)暫定措置を講じながら個々人を再格付けする (3)仕事・役割が変わらない限り、上限で昇給が止まる―― という仕組みを提示。来春の労使交渉で「中長期的な課題として、見直しの議論を 始めることも考えられる」とした。 要するに、いつも言っているような職務給のことである。 元々は長く勤めれば勤めるほど給料の上がる仕組みを導入して人材流出を防ぐことが 定昇制度の目的だったのだが、今時そんなメリットは無いからもう廃止しましょうねと いうわけだ。 95年の「新時代の日的経営」は、非正規雇用で雇用調

    takkeb
    takkeb 2011/12/27
  • Joe's Labo : 派遣法改正というパフォーマンスの終焉

    2011年11月21日18:30 by jyoshige 派遣法改正というパフォーマンスの終焉 カテゴリ経済一般 与野党が派遣法改正案の中から「製造業派遣と登録型派遣の原則禁止」の一文削除で合意 したとのこと。まったくもって正しい選択なので全然異論ないけれども、足かけ3年に及ぶ 壮大なパフォーマンスがようやく終わったという点で感慨深いものがある。 08年のリーマンショック後の派遣切りで、当時野党の民主、社民、共産といった政党は、 待ってましたとばかりに小泉時代の規制緩和をやり玉に挙げ、雇用問題を政治の争点として 大々的に利用した。 具体的に言うと「派遣法の改正による再規制」「最低時給千円への引き上げ」といった噴飯もの の内容で、まあリテラシーのある人ならこれが実現不可能な空手形だということくらい理解していた と思われる。 もっとも、当の政治家の皆さんも、恐らくは理解していたはずだ。 某党の

    takkeb
    takkeb 2011/11/21
  • Joe's Labo : 「既卒でもウェルカム!」と言ってくれている企業は、新卒らしさ以外を求めている

    2011年06月23日10:44 by jyoshige 「既卒でもウェルカム!」と言ってくれている企業は、新卒らしさ以外を求めている カテゴリ採用 日人材ニュースの企業向けアンケート調査で、63%の企業が 「既卒者の新卒エントリーに前向き」という結果が出たという。新卒カードの価値が薄まり つつあるのは日々実感していたが、この数字は良い意味でサプライズだ。 では、具体的に「内定が取れそうにない4年生」は、この先どうするべきか。 当たり前の話だが、「就職留年して、もう一年間ひたすらOB、企業回り」というのは最悪な パターンだ。前年度はそれでダメだったのに、一年年った上で同じことして受かるわけがない。 「既卒であっても新卒と同じ土俵で見てやるぞ」と採用担当が言っているということは、 裏を返せば、既卒には新卒には無い強みを期待しているということだ。 その強みを伸ばす努力をした方がいい。 (新

    takkeb
    takkeb 2011/06/23
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