サウジアラビアのリヤドで、記者会見を開いたサウジのアルワリード・ビン・タラール王子(2015年7月1日撮影)。(c)AFP/FAYEZ NURELDINE 【7月2日 AFP】サウジアラビアのアルワリード・ビン・タラール(Alwaleed Bin Talal)王子(60)が1日、320億ドル(約3兆9000億円)の全財産を今後数年間にわたって慈善活動に寄付すると発表した。これまでの資産家らによる寄付金の中では最高額に並ぶ。 アルワリード王子は、自身の寄付金は、「文化的理解を育み、地域社会を発展させ、女性に自信と、若者には可能性を与え、重要な災害救助を行い、より寛容な世界を生む一助となるだろう」と述べている。 この財産は「今後何年のうちに、計画をよく練って配分していく」とアルワリード王子は述べる一方で、寄付金の使用限度はないことを強調した。 さらに同王子は、この財産をどのように利用していくか