CEVA(シーバ)は2013年8月、画像処理/認識用DSPコア製品に関する記者説明会を開催し、スマートフォンなどモバイル機器での、DSPを活用した本格的なコンピュータビジョンの導入を提案した。 CEVA(シーバ)は、携帯電話機向けベースバンドプロセッサなどに向けたDSPコアIPベンダーである。「DSPコアIPベンダーとして世界トップシェアを誇る」(日本シーバ社長の日比野一敬氏)と言い、累計45億個の半導体デバイスに同社DSPコアが採用されているとする。CEVAでは、用途特化型のDSPコアの開発を実施し、主にベースバンド向け、オーディオ/音声処理向け、画像処理/認識向けの3分野のDSPコアIP製品を取りそろえる。 画像処理用DSPの需要拡大に期待 この3分野の中で、今後最も高い割合での成長を見込んでいるのが、画像処理/認識向けDSPコア製品ビジネスだ。スマートフォンなどモバイル機器やカーナビ