東急建設は、建物の解体によって発生するがれきを素材ごとに自動分別する装置を開発した。カメラの画像で質感や形状を解析、さらに比重から材質を見分ける。トラックに搭載可能で、作業現場で使え、人手に頼っていたがれきの分別を効率よくできる。2~3年以内に実用化する。試作した装置は長さ8.5メートル、幅2.4メートル、高さ2.7メートルの箱形で、15トントラックに載せて運べる。上部の投入口からがれきを入れ
東芝は12月20日、スマホやタブレット向けに1/4インチ500万画素のCMOSイメージセンサを2個搭載し、被写体との距離を撮影と同時に計測、出力できる業界初のカメラモジュール「TCM9518MD」を発表した。 「TCM9518MD」は、それぞれ500万画素の1/4インチCMOSを2基装備したカメラモジュールで、画像を合成し1300万画素ので画像データを出力できる。搭載する画像処理LSIによって被写体との距離情報も出力するため、擬似的にピント合わせ/ぼかしをかけるなど、米Lytroの「Lytro Light Field Camera」と同様な画像処理をかけることが可能となる。 モジュールサイズは幅18×高さ12☓厚み4.65mmとスマホやタブレットに内蔵可能。動作電圧1.8V、出力データは10bit(RAW)。2014年1月31日からサンプル出荷が開始される。 ■Amazon.co.jpで購
STマイクロエレクトロニクスは12月12日、視覚障害者用のメガネデバイス「OrCam」に同社のカメラモジュールと画像処理チップが採用されたと発表した。 「OrCam(オアカム)」は、イスラエルの企業が発売した視覚障害者の生活を補助するためのウェアラブルデバイス。メガネにカメラモジュールをクリップし、目の前にあるものを指させば画像処理によってだいたいそれがなんであるのか、看板や製品ラベルであればその文字を読み上げてくれる。顔検出機能によりそれが誰かも分かるほか、ユーザーは利用中に新しい人や物体を登録することも可能という。指でさす行為を伴うので弱視や色覚異常、失読症などの視覚障害に対しての補助装置だが、全盲の場合でも使いこなすことができるという。すでに発売中で、価格は2500ドル。
NECは、公共空間や大型施設において、防犯カメラなどで撮影された群衆映像から、個人を特定することなく混雑状況を把握するとともに異変を検知する「群衆行動解析技術」を開発した。この技術を使えば、人が重なっているような混雑時でも群衆の状況を正確に把握できるとともに、群衆の中で人が倒れたような場合でも瞬時に解析できる。同社によれば世界初の技術になるという。 防犯カメラの精度が向上しているが、従来は数百人が複雑に行き交う混雑環境下において、発生する異常を早期に発見したり、異常の詳細を推定することは困難だった。 今回NECが開発した技術は、事件・事故の発生やその兆しが周りの群衆や集団の行動に影響を与えるという点に着目し、異変につながる「群衆全体の動きの変化」を正確にとらえ、解析するというもの。 これにより、たとえば、ラッシュ時間帯の駅やイベント会場のように非常に混雑した環境下でも、混雑度を高精度に推定
現代のビジネスでは、自社商品やサービスの利用を促進するために、専用のアプリを開発して、ユーザーがより利用しやすい環境を作ることが1つのキーポイントになっている。昨今では、特に携帯電話やスマートフォン、タブレット端末を使う人が増加したため、より“モバイル”に力を入れるのは必然なことだろう。 とはいえ、コーディングの知識がない人にとって、いきなりモバイルサイトを構築しようとするのは敷居が高いもの。そこで活躍しそうなプラットフォームが「AppSeed」である。これは、何クリックかするだけの手間だけで、手書きで描いたデザインをそのまま電子データに変換し、モバイルアプリのプロトタイプを作成できる画期的なツール。 「AppSeed」を使って、手書きデザインを写真に撮影すると、スケッチの画像データを認識して、それぞれの部分を“個別の要素”として認識する。それらの抽出された“個別の要素”は、クリックして選
【 #CEATEC 】アイアンマンみたいにPCが操作できる、インテルのハンドジェスチャー技術がスゴイ2013.10.01 12:35 PCの楽しみが変わりそう! インテルのブースでは、Creativeとの共同開発によるハンドジェスチャーでPCの画面を操作できるデモが展示されています。こちらは手で操作する楽器ソフト。このソフト、映画「アイアンマン」でトニー・スタークが操作するコンピューターみたいにスムーズに動いてびっくりしました。 よく見ていただくと分かるのですが、手首の辺りがゆらゆらしているのが分かりますか? これ、カメラが近づいたオブジェの位置を認識する距離の境目を水のようなエフェクトで見せているのです。しかも本物の水のように滑らかな動き。 ソフトは画面上に散らばった赤や黄色のパーツを手で操作する簡単な仕組みなのですが、水のようなエフェクトや手を動かすジェスチャーにマニア心をくすぐられま
「Post-It」のメモというものは、デジタル時代になっても頭にくっついたまま離れないようだ。 メモ作成サービスを手がけるEvernoteと、付箋紙の老舗メーカー3Mは、「Post-It」の画像を簡単に認識できるソフトウェアのリリースに向けて提携を発表する予定だ。これにより、ユーザーはPost-Itの画像をデジタル化して整理および保存することができるようになる。 The Wall Street Journal(WSJ)の報道によると、このソフトウェアはPost-Itの特徴的な蛍光色を認識し、それらをさまざまな方法で分類できるという。例えば、ピンク色のPost-Itなら買い物リストに指定することができるとWSJは伝えている。Evernoteの最高経営責任者(CEO)であるPhil Libin氏はWSJに対し、「コンセプトとしてペーパーレスを掲げるのは愚かな発想だ。この(プロジェクトの)目的は
大日本スクリーン製造は、3D細胞培養プレートで培養されたがん細胞の増殖や形態変化を、検査試薬なしで高速に計測・分析できる3D細胞スキャナーを開発・販売し、ライフサイエンス分野への参入を表明した。 大日本スクリーン製造は2013年8月7日、3D細胞培養プレートで培養されたがん細胞の増殖や形態変化を、検査試薬なしで高速に計測・分析できる3D細胞スキャナー「Cell3iMager(スリー・ディー・セル・イメージャー)」を開発・販売し、ライフサイエンス分野への参入を表明した。同製品の販売価格は700万円(税別)である。 近年、ライフサイエンス分野の医療・創薬技術は、研究機器や医療機器の進歩に伴って、著しい発展を遂げている。中でも、先端分野の1つであるがんの創薬研究においては、実際の生体環境に近いとされる3D細胞培養による研究が加速しており、2011年に0.6億ドルだった市場が、2016年には約4.
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アイトラッキングとは、人の視線を可視化する視線追跡技術。現在、学術研究やマーケティングリサーチなどに利用されており、使用する機材は158万円以上の高額商品になる。 今回発売されたアイトラッカーX2は、税抜き価格99万円を実現した低価格モデル。本体サイズも高さ2.8mm×幅18.4mm×奥行き2.3mmとコンパクトで、PCなどと組み合わせて使用可能だ。PCと本体をUSB接続するだけで、セッティングが完了。PCには専用ソフトウェア「TobiiStudio」(価格:99~139万円)をインストールしておくことで、視線の止まっていた時間や視線が動いた過程を可視化できる。 同社によるとアイトラッカーX2は、世界最小サイズのアイトラッカーになるとのこと。人種や年齢にかかわらず使用できる明瞳孔法、暗瞳孔法の両方を用いたアイトラッキング技術を採用し、より正確なアイトラッキングができることが特長。視線追跡を
NECは2012年11月5日、JPEGと同程度の速度でJPEG2000並みの圧縮率と画質をうたう画像圧縮ライブラリー「StarPixel」を発表、同日にWindowsのDLL(動的リンクライブラリー)の形態で販売を開始した。非構造化データとして画像ファイルの容量が増加していることを受けたもの。可逆圧縮(圧縮率1/2)と非可逆圧縮(圧縮率1/5~1/100)の両方の使い方ができる。価格(税別)は、1ライセンス200万円。 StarPixelは圧縮効率の高さと高速性の両立をうたう、画像圧縮ライブラリーである(写真)。NECの中央研究所が開発した、独自の画像変換・符号化アルゴリズムを実装している。非可逆圧縮の場合、圧縮効率が良い代表的なアルゴリズムであるJPEG2000との比較では、圧縮率は同等でありながら、約10~40倍の圧縮速度、約6~13倍の伸張速度を達成した、としている。 標準で、各色8
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