位置情報を活用したゲームやサービスが注目を集めるようになって数年が経ちました。今回、紹介するのは、そんな中でも、東京電力パワーグリッドとシンガポールのGreenWay Gridが共同で開発した「PicTree~ぼくとわたしの電柱合戦~」(以下、ピクトレ)。これはゲームを通してインフラ管理と地域活性化を同時に実現しようとする試みです。 ピクトレは、プレイヤーが「V(ボルト)」「A(アンペア)」「W(ワット)」の3チームに分かれ、電柱の写真を撮影・投稿することで“制圧”、それを地図上でつないだ距離に応じてポイントが獲得できるという位置情報ゲームです。ポイントはAmazonギフト券や独自の暗号資産「DEAPcoin(DEP)」に交換可能。一見すると、電柱をつなぎ合わせていく普通の位置ゲーに思えるのですが、その裏には東京電力の「インフラ設備の保守点検にユーザーの力を借りたい」という思惑があります。
何の変哲もなさそうな1冊の本を開くと、魔法のようなホログラムの生き物たちが飛び出てくる。これは、拡張現実(AR)グラスが何年も前に実現するはずだったことのように思える。これに近いものが実際に提供された事例もある。今から何年も前、ソニーでは「PlayStation」のカメラと連携する「ハリー・ポッター」のAR書籍を提供していた。任天堂も「ニンテンドー3DS」のカメラと3Dディスプレイを使用してAR体験を実現する、マーカーを用いた独自のカードや書籍を提供していた。Jim Hensonの「ストーリーテラー」を題材とした新しいコンテンツは、本のような物理的な付属品が未来の複合現実(MR)ヘッドセットで再び存在感を示すようになるかもしれない、という考えを提示している。 AR版Jim Hensonの「ストーリーテラー」。魅力的なコンテンツに仕上がっているが、本がARの付属品になるきっかけにもなるだろう
任天堂はブラウザゲーム『みつけてピクミン(Pikmin Finder)』を公開しているようだ。対応プラットフォームはスマートフォンで、ブラウザにてプレイ可能。 『ピクミン』シリーズは、不思議な生き物「ピクミン」たちと力をあわせ、異星を探索するゲームだ。ピクミンは植物のように地面に埋まっており、赤や黄、青色といった種類が存在。赤は火に強い、青ピクミンは水中でも溺れないといった風に、それぞれ特徴を備えている。今年7月24日には、シリーズ最新作『ピクミン4』が発売。新たな種類のピクミンのほか、宇宙犬・オッチンも強力な仲間として登場する。 『みつけてピクミン』は、そんな『ピクミン』シリーズをもとにしたスマートフォンのブラウザ向けAR(拡張現実)ゲームだ。本作ではスマホのカメラとジャイロ機能を利用する。カメラで映し出された現実の風景のなかに、ピクミンたちが登場。現実のさまざまな場所に埋まったピクミン
スマホのARモードで遊べるTRPGプラットフォーム「Mirrorscape」オープンベータ版が登場 MRコンテンツを手掛けるMirrorscape社は、ARを活用したTRPGプラットフォーム「Mirrorscape」のオープンベータ版をリリースしました。iOSやAndroid端末でプレイ可能で、現時点では4,000人以上のアクティブユーザーがプレイしています。 「Mirrorscape」は複数人でTRPGを遊べるプラットフォームで、ARモードと3Dモードの2種類を実装。前者は、現実世界にコンテンツを表示可能。後者ではゲーム内でTRPG世界を探索することができます。各モードには、それぞれ主観視点モードが用意されており、キャラクター目線で冒険することもできます。 ARモードは野外でのプレイも想定しており、主観モードでは「ポケモンGO」のような視点になるそうです。 ゲームマスターには、ARを使っ
ホテルニューオータニ(東京)、クラウドサーカスの《チャットツール》と《ARアプリ》を活用した“次世代謎解きプラン”販売開始!~ ホテル史上初のチャットツールとARアプリをクラウドサーカスより導入!~ クラウドサーカス株式会社(本社:東京都、代表:北村健一) は、2022年9月16日、株式会社ニュー・オータニが運営するホテルニューオータニ(東京)による「新謎解き宿泊プラン」にて、チャットツール『IZANAI(イザナイ)』とARアプリ『COCOAR(ココアル)』を活用して頂いたことをお知らせいたします。 ・チャットツール『IZANAI(イザナイ)』サービスページ https://izanai.cloudcircus.jp/ ・ARアプリ『COCOAR(ココアル)』サービスページ https://www.coco-ar.jp/ 《クラウドサーカス株式会社(本社:東京都新宿区、代表:
SnowpipeとSNOWPIPE JAPANは、iOS/Android用アプリ「TRANSFORMERS ALLIANCE」の配信を、本日7月27日より開始した。 「TRANSFORMERS ALLIANCE」は、変形ロボットキャラクター「トランスフォーマー」にAR(拡張現実)とLBS(位置情報サービス)技術を活用したモバイルRPGだ。 本作の主な特徴はAR(拡張現実)技術を活用し、周りにある自動車や家電製品をスキャンして隠れているトランスフォーマーを収集できる「ARコンテンツ」、GPS技術を活用してリアルの現実世界をもとに描写される仮想空間に作られた「スペースブリッジ」を占領していく「占領戦」、自分の基地を成長していく「RPGコンテンツ」となっている。 プレイヤーはさまざまなゲームコンテンツを遊びながらいろいろなトランスフォーマーを発見し、簡単なアクションで収集することができる。また、
大日本印刷株式会社(DNP)は、「東京アニメセンター in DNP PLAZA SHIBUYA」において、地域の周遊性を向上すべく、リアルの街とアニメ・ゲームなどのコンテンツを連動させ新たなエンターテイメント体験を提供する「地域共創型観光サービス」の開発を開始します。 その取り組みの第1弾として、株式会社スクウェア・エニックスの周遊型イベント事業「FIELD WALK RPG」に参画。2021年9月17日より、スクウェア・エニックスのコンテンツ『新すばらしきこのせかい』を題材とした周遊型イベントを実施します。 リアルとデジタルを連動させた観光サービスDNPは、2021年3月に始動した「XRコミュニケーション事業」の一環として、同事業の拠点のひとつである「東京アニメセンター」がある渋谷の自治体や商業施設と連携した「地域共創型観光サービス」の開発を開始しました。 同サービスは、街や商業施設など
ソニーは、手にしたものを何でもゲームコントローラーとして使える技術を、イギリスとアメリカで特許出願している。 この特許は、ビデオゲームをプレイする際、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)、モーションコントローラー、ハンドヘルドゲームコントローラーなど、複雑で特殊なデバイスを必要とすることがゲームを始めるうえでの障壁となるとし、電気を使わない単純で安価なものをビデオゲームのコントローラーとして使えるようにすることを目的としている。 具体的には、ユーザーが手にしたものの画像を取得してピクセルに分解、それの姿勢の変化を検出してユーザーのインプットに変換してビデオゲームに入力するという技術だ。ソニーは光を発しないものなら何でも使えるとしており、出願書類に添付された図面では、バナナをコントローラーとして使用することが例示されている。 この特許は2019年8月1日にイギリスで出願され、これを基礎として
Niantic ポケモンGOがスマホで周囲の環境をスキャンする「ARマッピング」で アイテム報酬が貰える仕組みを導入しました。 膨大な数のプレーヤーがゲーム内のタスクとしてこのARマッピングを繰り返すことで、世界各国の店舗やランドマーク等が詳細な3Dマップとしてサーバに蓄積されてゆき、いずれはさらにリアルな、現実に溶け込んだようなポケモンの表現や新たなARアプリが可能になります。 「ARマッピング」は、ポケモンGOのゲーム内ではポケストップから「フィールドリサーチタスク」の一種として手に入ります。現在はレベル20以上のプレーヤー限定です。 「ARマッピング」の目印がついたタスクを入手したら、指定されたポケストップへ向かい、指示に従ってスマホカメラを向けつつ対象物をぐるっと一周または半周することで、取り込まれたデータがナイアンティックのサーバに送信されます。 スキャン結果のアップロードは今す
2019.11.11 働き方 「VR元年」といわれた2016年から、各社が徐々にVR事業に力を入れ始めた。その中でも特に一般層へのVR普及に一役買ったのが、エンターテインメント施設『VR ZONE』や『MAZARIA』を運営する、バンダイナムコアミューズメントだ。 『マリオカートアーケードグランプリVR』『エヴァンゲリオンVR THE 魂の座:暴走』など、筐体(きょうたい)を用いたアクティビティーをはじめ、フィールド内を自由に動き回ることができる『攻殻機動隊ARISE Stealth Hounds』や『ドラゴンクエストVR』の開発を手掛け、人々をワクワクさせることでVRエンタメの期待値を大きく上げた。 今回はそんなバンダイナムコアミューズメントのコヤ所長とタミヤ室長に、『VR ZONE』の開発舞台裏やこれからのVR業界の動向について話を伺った。 <写真左>株式会社バンダイナムコアミューズ
セガゲームスは、スマートフォン向け新作タイトルとなる「パシャ★モン」を発表した。配信は2017年冬を予定し、対応OSはiOSとAndroid。基本プレイ無料で一部有料アイテムがある。 本作は、「AIカメラ画像認識」と呼ばれる技術を活用し、被写体をモチーフにしたモンスターを獲得できる“カメラRPG”。スマホのカメラで身の回りのモノや人、風景などを撮影する(パシャる)と、自動で色や明るさ、形などを判別。被写体に応じたモンスターが出現する。モンスターはパシャで入手するほか、「交配」でより強力なモンスターを生み出すことも可能。 モンスターを集めて育てて自分だけのチームを編成して戦う「バトル」では、属性の相性やスキルを読み合う内容になっており、ひとりでも友だち同士で遊ぶことも可能。全国のライバルと競い合うこともできる。 発表にあわせて公式サイトを公開。事前登録やキャンペーンを展開する。
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