フランス・パリで撮影されたメルセデス・ベンツのロゴ(2016年1月2日撮影)。(c)AFP/JACQUES DEMARTHON 【3月1日 AFP】ドイツ自動車大手ダイムラー(Daimler)傘下のメルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)がディーゼル車に排ガス量をごまかす技術を搭載していたとして民事訴訟が提起されたことを受け、米環境保護局(EPA)は同社に対し、排ガス量に関するデータの提出を求めた。EPAの広報担当者が2月29日、明らかにした。 メルセデスが同社のディーゼルエンジン搭載モデル14車種に、基準値を超える窒素酸化物(NOx)を排出しても隠蔽(いんぺい)できる装置を搭載して規制当局を欺いていたとして、米国内のユーザーらが先月、同社を相手取った集団民事訴訟を起こした。EPAはこれを受け、データ開示の要請に踏み切った。 米法律事務所ハーゲンス・バーマン(Hagens Berm
![米当局、排ガス不正問題でメルセデス・ベンツに情報開示要請](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/025280bebdb8799b95c1bd195dbd2d5792ed48e6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F0%2F3%2F1000x%2Fimg_03a0a9906e4ac6cb91166202c5c72701109781.jpg)