コンテンツ活用で避けて通れないのが、「PRか、広告か」という議論だ。ネイティブアド、戦略PR、コンテンツマーケテイングなどが広がるなか次世代型の広報を模索する一方で、正しい理解を深めておきたい。 2015年から東北芸術工科大学で教鞭を執っている。そのためだろうか、初めて会った方から最近「クリエイター」と間違われる。大学では主に戦略PRやマーケティングコミュニケーションについて教えている。「クリエイター」という響きはかっこいいので決してイヤではないが、私は「クリエイター」ではない。自分で自分を以前から「PR屋」、あるいは「宣伝屋」とあえて呼んでいる。 ところで、なぜ「クリエイター」と思われるようになったのか。それは「PR屋」であるにもかかわらず、実際に「クリエイティブ」と言われる分野の仕事に携わる機会が増えているからだ。 コンテンツ企画とPR視点 最近は「コンテンツマーケティング」という考え