この文章について 最近言語モデル方面にも少し興味があるので自分の知識を整理する意味で書いてみた。NLPは専門ではないので、おかしなことを書いてある可能性がありますがその場合はご指摘ください。 本文章ではn-gramモデル、単語の出現確率がn-1個前の単語のみに依存するモデルを考える。 問題 who is * という文が与えられたときに*にくる文字の確率を求めることを考える。この場合だと*には例えばheが当てはまるかもしれないが, isが入ることはまずなさそうに思える。このことは文法的にも説明ができると思うが、文法のルールを作るのは大変だし、文法的に正しい単語の中でどれが出やすいかということはできない。 一方で機械学習を使った言語モデルの文脈では文法的知識を余り持たず、与えられたコーパスから自動的に出やすい単語/表現を学習する方針をとる。 最尤推定 一番簡単なモデルとしては最尤推定を使うもの