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2019年8月27日のブックマーク (3件)

  • 【MACWORLD Expo/Tokyo '99】スティーブ・ジョブズ氏基調講演(後編)

    アップルコンピュータのスティーブ・ジョブズ暫定CEOが、日で開催されるMACWORLDの基調講演に初めて登場した。その講演の模様を、前後編の2回に分けて掲載する。 ●iMacは日米双方で、もっとも売れたパソコンになった 続いて、2つ目のテーマとしてiMacが紹介された。ジョブズ氏は、iMacが8月15日の出荷から12月31日までの間に80万台売れたという数字を挙げ、アメリカと日では、もっとも多くの台数を売ったパソコンになったということを観衆に報告した。 また、購入者の46パーセントが初めてパソコンを買った人であること、82パーセントがインターネットに接続してみたこと、そのうち66パーセントがiMacを購入した初日にインターネットを楽しんだことなどを、具体的な数字を挙げて紹介した。また、よく使うサーチエンジンのアンケート結果で、『Sherlok』がNetscapeと並んで4位タイ、8パー

  • 工学倫理講義 第十一回 未来の課題 : 武田邦彦 (中部大学)

    1. 生命倫理と学問 1.1.  遺伝子操作 数年前、イギリスの新聞がDNAの操作によって臓器移植に画期的な方法が発見されたことを報じた。 「国立遺伝学研究所はDNAの操作で、ブタのDNAの中に人の肝臓の遺伝子を組み込むことに成功した。この遺伝子を持つブタは格好はブタであるが、その肝臓は人間と全く同じである。このブタから肝臓を取り出し人間に移植しても、もともと人間の肝臓なので拒絶反応もない。もはや人間の臓器移植は「人の死」を問題にしなくても良くなった。」 確かに人間肝臓ブタができればそれは大変に便利である。「人間肝臓ブタ」を飼育しておけば、肝臓が悪くなった人が出てきたら人間肝臓ブタを屠殺して肝臓を取り出せばよい。人間の死が心臓死か脳死かというような複雑で哲学的な問題を解くことを回避できる。いっそのこと、人間肝臓ブタが作れるようなら、人間腎臓ブタ、人間心臓ブタ、人間皮膚ブタなども役立つかも知

    工学倫理講義 第十一回 未来の課題 : 武田邦彦 (中部大学)
  • ブタの気持ち : 武田邦彦 (中部大学)

    1953年にワトソンとクリックがDNAの構造を明らかにしてから,遺伝子を操作していろいろなことができるようになった.でも,クローン動物でも遺伝子作物でも,もう一つ,評判が悪い. 科学者の私でも,人間が命を操作するのに抵抗がある.なにか,際限なく奇妙な社会になるような感じがするからだ.人間はあきらめが肝心だが,生命を操作し始めるとあきらめることもできずに,地獄の苦しみを味あわされるだろう. そこで,「命の操作」を少し別の角度,ブタの身になって考えてみたい. ブタという動物は実に偉い.とても人格(?)が高く,人間は足下にも及ばない.その理由は簡単だ.自分の命を人間に取られて肉を供給しているのに,まったく文句を言わないからだ. 私がブタの立場になったら,抵抗するだろう.「私の命は私のものだ.命はかけがえのないものだ.暴力で命を奪うのは不当だ!」などあらゆることを言うだろう. もし,私をべようと

    ブタの気持ち : 武田邦彦 (中部大学)