『R-1ぐらんぷり2016』で優勝、リニューアルした『R-1グランプリ2021』では審査員も務めたハリウッドザコシショウ。2002年にコンビでの活動を休止して以来ピン芸人として、人物や架空のキャラクターなどの特徴を誇張した「誇張ものまね」や漫談をすることで知られている。 テレビのみならずあらゆるメディアで表現の問題が注目されている今、彼は常に表現の「ギリギリ」を攻めている。2年ぶりの有観客での単独ライブを控えているハリウッドザコシショウだが、現在のメディアの在り方や自身の芸風について何を考えているのか。 「ギリギリ」を攻めつづけるポリシー ハリウッドザコシショウ(はりうっどざこししょう)1974年2月13日、静岡県出身。1992年に大阪NSC11期生として入学、現在はソニー・ミュージックアーティスツ所属。『R-1ぐらんぷり2016』で42歳史上最年長王者 ——単独ライブは毎年開催されていた