「妖怪を追い払えば幸せが訪れる」などと参加者に説くスピリチュアル系のセミナー「本源セミナー」。お笑い芸人のなかやまきんに君(45)が複数回参加していることでも知られる。そんな本源セミナーの“信者”の家族から、被害を訴える声が続々と上がっていることが「週刊文春」の取材で分かった。“信者”の複数の家族が取材に応じた。
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大きくなるにつれて名前だけが目立つように ――自分の名前を意識しはじめたきっかけは? 金井憧れさん(以降、金井) 小学校中学年のときにはじめてクラス替えがあって、自己紹介をする機会が増えたときに周りがザワザワしだしたんです。「あれ?」と思いつつ、それと似たようなことが中学生くらいまで続いて、「自分の名前ってそんなに人と違うのかな」と思いだした気がします。 ――それまでは名前を意識することはなかった? 金井 小さいときは持ち物も全部「かない あこがれ」とひらがな表記でしたし、生まれたときからこの名前だったので、変という感覚ももちろんなくて。周りからは、「あこちゃん」と呼ばれていました。 でも、大きくなるにつれて、「“憧れ”だってよ」みたいな感じで周りの子からからかわれるようになって。名簿なんかでも、自分の名前だけフワッと浮き立って目立ってみえるんですよね。 「憧れ」という名前の葛藤 ――名前
「当時交際していた、芸能人も御用達の高級ファッションブランドを経営する若手韓国人デザイナーから、約半年間、殴る蹴る投げ飛ばすなどのDVを受けていました。彼は昨年(2019年)7月に傷害の容疑で逮捕され有罪判決を受けています。しかしあるとき、彼との共通の知人から『本当はあなたが暴力を振るっていたんでしょ?』と声をかけられました。それ以降、周囲でなぜか私がDV加害者だという噂が流れだしたんです」 そう語るのは大きな目が印象的なA子さん(20代)だ。韓国語に堪能な彼女は、仕事を通して韓国出身のデザイナー・李燦雨氏(イ・チャヌ・31)と知り合い、仕事関係から恋愛に発展したという。 李氏は2011年に留学生として来日し、山梨の日本語学校を卒業。その後、東京モード学園の高度専門士コースでデザインを勉強した、新進気鋭のデザイナーだ。東京モード学園在学中に、ファッションブランド「ACUOD by CHAN
稲田俊輔(稲田) 僕は豆腐メンタルなので、SNSで炎上するのが怖いんです。だから料理の蘊蓄や、食材の美味しい食べ方を紹介する時も炎上しないように気をつけていて、ニックネームもその1つです。何を言っても「変態なら仕方ない」と思ってもらえそうじゃないですか。 ――あれは炎上対策だったのですね! 稲田 そうなんです。ただ同時に、僕には「炎上ギリギリを狙ってしまう」という悪いクセもあって(笑)。誰の心にも引っかかりを残さないことは言っても仕方ないというか、それなら自分の心の中に留めておけばいいと思ってしまって、ついギリギリを攻めてしまうことが多々あります。 ©三宅史郎/文藝春秋 ――以前、ワインが苦手だという相談に「フレンチレストランでは、ワインを飲まないとお店の世界観を尊重しないお客さんと疑われる可能性がある」とお返事されていた時は踏み込んだ発言だなぁと思いました。 稲田 もちろんマイルドにする
コスプレにハマった「きっかけ」 ――中野さんがコスプレをするようになったきっかけを教えてください。 中野 コスプレデビューは1991年のこと。僕は出身が大阪なんですけど、大阪のゲームセンターでゲームの大会がありました。その時にゲームセンターの店員さんがコスプレイヤーで、その大会ではコスプレでの参加歓迎みたいな感じだったので、やってみたのが最初ですね。 ――当時のコスプレはどんな感じでしたか? 中野 時代的にもコスプレにクオリティがそこまで求められない時代で、どちらかというと、みんなで楽しくするためのツールとしての側面が強かった。僕がやっていたのはSNKの『餓狼伝説』に出てくるビリー・カーン。裸にオーバーオール、バンダナを巻けば簡単になりきることができました。 それから高校生のときには、『餓狼伝説SPECIAL』のダック・キングというキャラをやりました。コスプレのために頭を剃ってモヒカンにし
「仏像の格好良さ」にやられた少年時代 ――中野さんは、Xで空也上人や耳なし芳一の画像が度々話題になっていますよね。そもそも空也上人や耳なし芳一って、対象をよく知らなくても絶対にみんなわかるようなアイコニックな題材で、それを選ぶセンスがいいなと思います。なんでコスプレしようと思ったんですか? 中野 空也上人はもともと好きだったんですよ。出身が大阪なのですが大阪の子どもって、遠足などで奈良の大仏を見るんです。そうするとクラスに1人か2人ぐらい、少なくとも2クラスに1人ぐらいの割合で大仏とか仏像好きの子どもになるんです。 ――男の子って一回は電車が好きな時期が来るけど、そうした「電車」「車」などに加えて「仏像」が入ってくるみたいな? 中野 電車や車に比べるとずいぶん少ないだろうとは思いますけど、何人かのうち1人は仏像好きになりますね。真面目な人ならそこで仏教を学び始めるんでしょうけど、僕は幼少期
座談会メンバー 濱谷晃一 テレビ東京制作局ドラマ室プロデューサー。1977年生まれ、2001年入社。12年間バラエティに携わった後、2012年ドラマ室に異動。現在はテレ東以外でも作品をプロデュースしている。代表作は『スナックキズツキ』(2021)、『バイプレイヤーズ』シリーズ(2017~)、『アノニマス』(2021)『コタキ兄弟と四苦八苦』(2020)、『フルーツ宅配便』(2019)など。 祖父江里奈 テレビ東京制作局ドラマ室プロデューサー。1984年生まれ、2008年入社。10年間バラエティに携わった後、2018年にドラマ室に異動。代表作は『来世ではちゃんとします』(2020、2021)、『38歳バツイチ独身女がマッチングアプリをやってみた結果日記』(2020)、『だから私はメイクする』(2020)、『生きるとか死ぬとか父親とか』(2021)など。 松本拓 テレビ東京配信ビジネス局。19
1970年代を代表する歌手、「キャンディーズ」の元メンバー、伊藤蘭(69歳)が46年ぶりとなる「紅白歌合戦」出場を果たしたのは、昨年大晦日のことである。 デビューから50周年となるこの年最後の日、ソロでNHKホールに登場した伊藤蘭。かつての映像をバックに『年下の男の子』『ハートのエースが出てこない』『春一番』をメドレーで熱唱、往時と変わらぬパフォーマンスを披露した。 だがこのとき、ある意味で主役以上に注目を集めた特異な集団があった。150人を超える筋金入りの古参ファンである。 「紅白歌合戦」でも話題になった「全キャン連」~「全ラン連」の石黒謙吾さん ©文藝春秋 撮影・三宅史郎 伊藤蘭のイメージカラーである赤のハチマキを巻いた、白髪頭の男性たち。奇妙なまでに統率された掛け声と、目標地点に上から落とす熟練の「テープ投げ」を見た視聴者からは、驚きと称賛の声が上がった。さまざまなメディアがその「反
楢原 おめでとうございます……うーむ。 出井 ひとまずありがとうございます(笑)。 ――でも我々的には「やっと会えたね」という感じです。 楢原 辻仁成がミポリンに会った時みたいな気持ちですね。 出井 どんな感じ(笑)。 ――決勝前からインタビューオファーしておりました。本当は一昨年にしたかったくらい。 出井 えー、本当ですか。うれしい。 ――……今「文春オンライン」のオファーを受けていただけて、こちらこそうれしいです。 楢原 なに握ってるんですか?? 出井 僕らからコメントはないです! 何も知らない! 楢原 松本さんにはM-1でしか会ったことないから!! ――M-1決勝放送終了前に山田邦子さんが「(ヤーレンズは)今までどこにいたのよ?」とおっしゃっていましたが、どこにいたんですか? 楢原 ずっといたんですけどね。 ©深野未季/文藝春秋 出井 いたんですよね。 楢原 ここにいるよ状態で。 出
「3年間お付き合いして、そこでいろいろ揉めた後に彼から『俺たちは付き合うんじゃなくて、特別な関係でいよう』って言いくるめられて。でも、私は勝手にまだ『付き合っている』と思っていたんです。コロナ禍になって、会うことはなくなったけど、ときどき連絡は取り合うし、彼とは曖昧な関係がずっと続いていました。 HIKAKINとA子さん だから、彼が元旦に結婚を発表した時はすごくモヤモヤして、『え、私たちの関係はどうなったの?』と素直に喜べませんでした。それでも気持ちを抑えて、彼に『おめでとう』とメールを送ったら、すぐに返事が来て……」 “電撃元旦婚”に祝福の声があふれる中… 登録者数1240万人を超える国民的YouTuberのHIKAKIN(以下ヒカキン、34)が1月1日、自身のYouTubeチャンネルで発表した“電撃元旦婚”。多くの祝福の声で溢れる中、冒頭のように複雑な心情を吐露するのは、ヒカキンと交
元日の夕方という穏やかに過ごしている人が多い時間帯を、最大震度7の巨大地震が襲った。日本海沿岸部の広い範囲に大津波警報、津波警報が発令され、日本中が緊迫した空気に包まれた。震源地に近い能登半島では地震の揺れに加え、津波や火災によって甚大な被害がもたらされた。 能登町 地震発生から12日が過ぎた1月13日、私は取材のため現地に入った。被災地では慢性的な渋滞が発生し、一般車両は能登に行かないように呼びかけられている。メディアの取材とはいえ、救援活動の妨げになることは極力避けたい。事前に夜間は交通量が激減することを調べていたため、前夜に出発して深夜のうちに現地入りすることにした。 入念な準備のもと現地へ 出発前、取材する2日間分の食料や飲料、予備のガソリン、長靴2足と予備の靴、胴長などを車に積み込む。
個人的に、ひろゆきさんとの付き合いは1998年の匿名掲示板『2ちゃんねる』運営をお手伝いし一緒に営業用の法人を立ち上げたころからですから、思い返すと四半世紀に渡って、日本のパソコン通信からインターネットに移り変わるネット社会・ネットコミュニティ成長の歴史(黒歴史含む)にそって、彼も私も生きてきたことになります。 米山隆一さんのひろゆき評は各報道の通りです。基本的に、ひろゆきさんや彼とつるんでいた堀江貴文さんらも同様に「人格批判や罵声でひるんだ相手に対して、回答しづらい社会の中であまり表ざたにするべきではない差異や分断をえぐり出してぶつけ、しどろもどろになった姿を嘲笑する」というダークパターンを使うのが『論破芸』の一端です。 その『論破芸』の必勝法が、米山隆一さんには通用しなかった、というだけのことです。 実際には論破しているのではなく、論点をコロコロ変えたり嘘をついたりしてまともに議論せず
最初は食わず嫌いしていた作品をほぼ全財産で買い付け ――『ストールンプリンセス』と出合ったときのことを教えていただけますか? 粉川なつみ(以下、粉川) 初めて作品を知ったのは2021年7月、8月くらいでした。そのときは「王道のストーリーだなー」「既視感のあるビジュアルだなー」と感じて、ちゃんと観ていなかったんです。 『ストールンプリンセス :キーウの王女とルスラン』ポスター ですが、それから半年後くらいにウクライナ侵攻が始まって、私にもなにかできることはないかと焦燥して、製作会社の問い合わせフォームへ「大丈夫?」と連絡したことから、すべてが始まりました。 改めて作品を観てみたんです。そうしたら、食わず嫌いしていただけで、アニメーションのクオリティの高さに感動して「これは!」と、当時勤めていた映画配給会社で取り扱いたいと検討したんですが、スケジュールの都合などで難しく……。もともと独立志向だ
「触ったらダメですよ。規約に女の子の嫌がる行為や発言は禁止って書いてあるよね。お客さんも警察に通報すると捕まるよ」(逮捕された男らが男性客に恐喝した際の脅し文句) メンズエステ店を訪れた男性客が、女性セラピストの体を触ったと店員に因縁をつけられて現金を脅し取られる――。そんな事件が多発していた都内のメンズエステ店「さくらんぼSPA」。警視庁は、同店の他に「たっぷりぃ~む」「Aroma Sanctuary」「ECXIA」など都内に15店舗のメンズエステ店を展開していた中島蓮容疑者(29)を筆頭に、23~42歳の風俗店従業員の男や女性セラピスト14人が恐喝や恐喝未遂、傷害などの疑いで逮捕したと発表した。
この度、奥森皐月さんと結婚する運びとなりました。今年の初めに交際が始まる際、人の目に触れる職業をしている者同士、この関係をいずれ公にする事を考えないといけないと彼女に伝えましたが、元より覚悟は決まっていたようでした。自分はそんな彼女の芯の強さと生き方に惚れ、交際する中で素直に尊敬できる相手だと気付き、意志を伝えました。これからは一人の女性を支えていける自分になりたいと、彼女がそう思わせてくれました。 ハライチの岩井勇気として、夫として精進して参ります。まだまだ未熟な二人ですが、 変わらぬご支援を宜しくお願い申し上げます。詳しいことはラジオに置いていきます。 2023年11月13日 岩井勇気 11月13日、人気お笑い芸人「ハライチ」岩井勇気(37)がタレントの奥森皐月(19)と結婚すると所属事務所を通じて発表した。
立てこもり現場となった郵便局周辺。翌日も規制線が敷かれていた ©文藝春秋 近隣住民には普段は温和な表情を見せながらも、時折激高して怒鳴り声をあげるようなトラブルがあった鈴木。周囲には自身の腕に彫られた刺青を見せるなど強面な一面をのぞかせていたが、実際に過去には警察の世話になったこともあったようだ。全国紙記者が話す。 「実は鈴木容疑者は1991年にトラブルを起こし、警視庁に逮捕されたことがあるのです。その際には鈴木容疑者は『自分は住吉(会、指定暴力団)の者だ!』とイキっていたといいます」
『リバタリアンが社会実験してみた町の話 自由至上主義者のユートピアは実現できたのか』(マシュー・ホンゴルツ・ヘトリング 著/上京恵 訳)原書房 奇書、といっていいだろう。 本書の主役は、個人の自由を極限まで追求し、徴税や徴兵など国家による介入を拒否するリバタリアンだ。しかし、この本には別の主役も出てくる。それは熊だ。 舞台はアメリカ北東部ニューハンプシャー州のグラフトンという小さな町で、深い森に囲まれている。この州の標語は「自由に生きるか、さもなくば死を」で、開拓時代の独立自尊の価値観をいまも受け継いでいる。だからこそ「自由」に憧れるリバタリアンがこの町に移住し、理想のコミュニティ(フリータウン)をつくろうとした。ところが彼らは、野生の熊と遭遇することになる。 リバタリアンは、私的所有権を絶対のものと見なす。自分の土地でなにをしようと自由で、国家や行政があれこれ口出しし、私権を制限すること
伊集院光さんを文春野球にお迎えすることになった。ご存知、筋金入りの日ハムファンだ。かつて不人気だった東京ファイターズを伊集院さんが応援してくれてると知って、どんなに心強かったことか。いつも、どんなときも「伊集院さんがこんな見方をしている」というのが僕のモノサシになった。僕も伊集院さんもただのファンではなくて、(昔流に言えばサブカルチャー寄りの)メディア側の人間だ。たとえばラジオで、たとえば新聞や雑誌のコラムで、ファイターズをどう扱うか、ファイターズとどのようなスタンスを取るかをひとに見られている。 球団の北海道移転が報じられたとき、僕は消極的ながら賛成にまわった。翌年、球界再編騒動が巻き起こる。移転反対の署名活動を始めたファンもいたけれど、それには与しなかった。内情を聞いて、このままじゃ将来、ファイターズが潰れるんじゃないかと思ったからだ。僕はそれを率直に書いた。単に賛成するのじゃない。僕
服部恵典 女性向けAV研究者 1993年北海道生まれ。2012年東京大学文科三類入学。社会学専修に進み女性向けAVの研究を始める。2016年東京大学大学院人文社会系研究科修士課程に進み、2023年同博士課程修了(社会学)。博士論文は『「女性向け」アダルトビデオの社会学的研究──性的主体化と抵抗可能性』。現在、東京大学高大接続研究開発センター特任研究員、神奈川大学人間科学部非常勤助手 女性向けAVの最大の特徴は「視線の向き」 ──「女性向けAV(アダルトビデオ)」とは、どういうものを指すのでしょうか? 服部 いわゆる「普通のAV」は、《異性愛者の男性視聴者》を想定してつくられていますよね。 ところが15年ほど前から、《異性愛者の女性視聴者》へ向けて撮りおろされた作品も、継続的に発売されるようになりました。制作しているのは女性向け専門のメーカーで、女性監督という場合が多いですが、男性向けAVメ
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