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ブックマーク / zenn.dev/uki00a (8)

  • Denoのフロントエンド開発の動向【2023年夏】

    半年程前に、以下のような記事を書きました。 この記事では、上記の記事から半年程の間で起きたDenoでのフロントエンド開発に関して影響がありそうな内容などをまとめていきます。 Deno体のアップデート node:URLのサポート Deno v1.30でNode.js組み込みパッケージのimportがサポートされています。 import { EventEmitter } from "node:events"; const emitter = new EventEmitter(); 後述するesm.shの?target=denonextなどと併用すると、効果を発揮しそうです。 注意点として、node:を付与しなければNode.js組み込みパッケージは読み込むことができません。具体的には、以下のような読み込み方はサポートされていません。

    Denoのフロントエンド開発の動向【2023年夏】
  • Deno v1.32でKVストアが実装されました

    概要 先日、Deno v1.32がリリースされました。 このリリースでは、Deno体にSQLiteベースのキーバリューストアが実装されています。 この記事では、このキーバリューストアの概要などについて紹介いたします。 基 まず、このキーバリューストアの基について紹介いたします。 サンプル Deno.openKvというAPIが新しく追加されています。(このAPIの利用には--unstableの指定が必要です) このAPIを呼ぶことで得られるDeno.Kvオブジェクトを使用してデータベースを操作します。 const kv = await Deno.openKv(); // キーの検索 const result = await kv.get(["key"]); assert(result.key.length === 1); assert(result.key[0] === "key");

    Deno v1.32でKVストアが実装されました
  • 2022年のDenoの変更点やできごとのまとめ

    Denoアドベントカレンダー 25日目の記事です🎅 この記事では、2022年にDenoに関して起きた出来事や大きな変更点などをまとめます。 Denoの今後の方針について 今年の8月にDeno公式から今後の開発方針などが発表されました。 具体的には、以下の点などに注力していくことが発表されています。 Node.jsとの互換性の向上 パフォーマンスの向上 開発体験の向上 それぞれの詳細については後ほど紹介いたしますが、これらの方針を実現するために、Deno体へのnpmパッケージサポートや新しい高速なHTTPサーバの導入などが実施されました。 Deno体のアップデート npmパッケージがサポート Denoでnpmパッケージが利用できるようになりました。 以下のように、npm:<パッケージ>@<バージョン>のような形式でimport文を記述することでnpmパッケージを利用できます。 // @

    2022年のDenoの変更点やできごとのまとめ
  • Denoのフロントエンド開発の動向【2022年秋】

    半年程前に以下のような記事を書きました。 この半年の間に、Deno体でnpmパッケージサポートが入るなどいくつか大きな動きがあったため、この記事ではそれらの動向について紹介いたします。 Deno体でnpmパッケージの読み込みがサポート Deno v1.25でDeno体にnpmパッケージのサポートが入りました。 以下のように、npm:<パッケージ名>[@<バージョン>]形式のURLを指定することで、Denoからnpmパッケージを直接importすることができます。 deno.land/xなどで公開されているパッケージと同様に、npm:で指定されたnpmパッケージについては、deno runなどのコマンドを実行する際に、npmレジストリから自動的にダウンロードされ、グローバルキャッシュ(DENO_DIR)に保存されます。 TypeScriptサポートについて TypeScriptの型定義

    Denoのフロントエンド開発の動向【2022年秋】
  • Deno v1.15で導入されたNode.js互換モードについて

    2021/10/12にDeno v1.15がリリースされました。 この記事では、Deno v1.15で新しく導入されたNode.jsの互換モードについて解説します。 Node.jsの互換モードとは? まず、以下のようなJavaScriptファイルがあったとします。 import { EventEmitter } from "events"; const emitter = new EventEmitter(); emitter.on("foo", () => console.log("foo")); emitter.emit("foo"); $ deno run main.mjs error: Relative import path "events" not prefixed with / or ./ or ../ from "file:///home/uki00a/ghq/github

    Deno v1.15で導入されたNode.js互換モードについて
  • Effective Deno

    このでは、Denoを有効に扱うための「依存関係の管理」や「パーミッションの取り扱い」などに関する様々なノウハウをまとめています。 このを読めば、Denoを有効に活用するためのノウハウを一通り得られることを目標にして書きました。 Denoは頻繁にアップデートが行われているため、それに合わせてこのの内容も継続的に更新していく予定です。

    Effective Deno
  • Denoのフロントエンド開発の動向【2021年春】

    はじめに ここ最近、Denoフロントエンド向けのエコシステムについて、色々試してみたり、調査などをしていました。 そこで、この記事では、2021年現在のDenoフロントエンド開発の状況であったり、所感などについてまとめます。 フレームワークについて Node.jsにおけるフロントエンド開発では、以下のフレームワーク[1]が使われることが多いと思います。 React Vue.js Preact これらのフレームワークは、すでにDenoでも動作します。 またこれらをベースにしたフレームワークがいくつか開発されています。 Aleph.js Aleph.jsはNext.jsに影響を受けたReactベースのフレームワークです。 以下のような機能が提供されています: HMRをサポートするdevサーバを提供 ファイルシステムベースのルーティング SSR/SSGをサポート CSS Modules 開発

    Denoのフロントエンド開発の動向【2021年春】
  • Denoからnpmパッケージを使用するノウハウ

    このページの内容は古くなっています。 最新の情報については、以下のページを参照いただければと思います。 https://zenn.dev/uki00a/books/effective-deno/viewer/how-to-use-npm-packages DenoJavaScript/TypeScriptランタイムであるため、既存のNode.jsやブラウザの資産をある程度活かすことができます。 この記事では、Denoからnpmパッケージを使用する際のノウハウについて、パッケージの種別ごとに解説します。 DenoとNode.jsの両方をサポートするパッケージ Node.jsとブラウザの両方で動作するパッケージ CommonJS形式で配布されているパッケージ Node.jsのAPIに依存するパッケージ DenoとNode.jsの両方をサポートするパッケージ npmパッケージの中にはDeno

    Denoからnpmパッケージを使用するノウハウ
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