ロシアのプーチン首相がこのほど、シベリアのトゥワ共和国で1日だけの夏休みを取った。川で豪快に泳ぎ、上半身裸で乗馬する姿が5日に地元メディアで報道され、政権の実力者としての存在感をあらためて示した。 首相は3日、モンゴルと国境を接する同共和国を訪問。川でモーターボートを操縦したり、バタフライで泳いだりした。 首相は地元の羊飼いが用意した馬に乗り、柔道で鍛えた肉体を誇示。羊飼いの息子にお礼として愛用の腕時計をプレゼントした。 2008年5月の大統領退任後に首相に就任、メドベージェフ大統領と権力を分け合うプーチン氏は現在も大統領を上回る80%前後の高い支持率を維持している。(モスクワ 共同)