長野県小諸市にあった簡易郵便局の元局長が「高い利率の商品がある」とうその話をもちかけて、顧客から800万円余りをだまし取ったとして、詐欺の疑いで逮捕されました。日本郵便の調査では、元局長は顧客およそ180人から合わせて8億9000万円をだまし取っていたと見られ、警察が被害の実態解明を進めています。 警察によりますと、調べに対し、南澤元局長は容疑を認めているということです。日本郵便の調査で南澤元局長は、顧客の高齢者などおよそ180人に対しうその投資話を持ちかけるなど、不正な取り引きを繰り返し、およそ10年間で合わせて8億9000万円をだまし取っていたと見られることが明らかになっています。警察は、金の使いみちを調べるとともに、被害の実態解明を進めています。