タグ

bookとnipponに関するtaloのブックマーク (8)

  • 雇用と競争について - 内田樹の研究室

    フェリスへの行き帰りの新幹線車中で、下村治『日は悪くない、悪いのはアメリカだ』(文春文庫)を読む。 先日、平川克美君に勧められて、これと『日経済成長論』を買った。 下村治は明治生まれの大蔵官僚で、池田勇人のブレーンとして、所得倍増計画と高度成長の政策的基礎づけをした人である。 1987年のだから、24年前、バブル経済の初期、アメリカがレーガノミックスで「双子の赤字」が膨れあがり、日では中曾根首相が「国民一人100ドル外貨を消費しよう」と輸出過剰を抑制しようとしていた時代のである。 24年前に書かれた経済分析のが、四半世紀を経てなおリーダブルであるということにまず驚かされる。 リーダブルであるのは、(リーマンショックによるアメリカ経済の崩壊を含めて)下村が指摘したとおりに国際経済が推移したからである。 これだけ長い射程で日米経済のありようを見通せたのは、下村のものを見る眼がきちん

  • “やさしい”から、席を譲れないんです〜『ほんとうはこわい「やさしい社会」』森真一著(評:朝山実) (毎日1冊!日刊新書レビュー):NBonline(日経ビジネス オンライン)

    名前や名字に「~っち」「~りん」を付けたりすることに抵抗感が薄れたのはいつ頃だろうか。 著者は、小学一年生の頃は「もりゴリラ」と呼ばれていたそうだ。なぜなら、身体が大きかったから。むかしは身体的特徴であだ名を決めていたものだ。ワタシは「ありんこ」だったなぁと、記憶をくすぐられる。 しかし、いまではこうした、あだ名は絶滅しかけているとか。理由は「相手を傷つける」からという気遣いによる。 「ありんこ」と言われて、いい気はしないし、見下ろされているようなコンプレックスもあった。それでも「傷つく」という感情は、大事なものだったと思う。傷つかないことには「傷つける」ということがどういうことか、理解することなく成長しただろう。 著者はいまどき見かけなくなったものとして、「おまえのカアチャン、でべそ」と口喧嘩する風景をあげている。そんな、なんでもない場面から、「やさし過ぎる社会」のゆがみを読み解いていこ

    “やさしい”から、席を譲れないんです〜『ほんとうはこわい「やさしい社会」』森真一著(評:朝山実) (毎日1冊!日刊新書レビュー):NBonline(日経ビジネス オンライン)
  • Passion For The Future: 日本語と日本人の心

    語と日人の心 スポンサード リンク ・日語と日人の心 1995年に開催された大江 健三郎,河合 隼雄,谷川 俊太郎という豪華な3人のパネルディスカッションの記録をベースに構成した日語・日文化論。 西欧的な論理性の文体の小説家である大江と、翻訳不能な母語の土着性を重視する詩人の谷川は、日語に対して意見の隔たりが大きい。互いの仕事へのレスペクトを終始忘れない穏やかな言葉遣いでありつつも、質をめぐる議論では対立が明らかに目立ってきて、スリリングな展開がある。 大江氏曰く 「 ですから、文学の創造性ということを、神が創造性となぞらえて考えることは、私はまちがいじゃないだろうかとおもう。言葉という共通のものを用いながら、しかも個人の輝き、この人だけのものという輝きがあるものをつくりだすのが文学で、それは無意識とかいうことよりは、共通の言葉をどのように磨いていくかということに問題があ

    talo
    talo 2006/11/04
    「耳をすます」姿勢
  • Passion For The Future: 行ってはいけない!ニッポン「不思議島」異聞

    行ってはいけない!ニッポン「不思議島」異聞 スポンサード リンク ・行ってはいけない!ニッポン「不思議島」異聞 興味位で書かれたなので、学問的な深さは期待できないのだけれど、リアリティのある探検文章がぐいぐい読ませる。昨年、沖縄の聖地の久高島にそれこそ興味位で訪れた私としては、わくわくして、紹介された島へも渡ってみたくなった。 最盛期に5000人以上の炭鉱労働者が住んだ高層建築の巨大廃墟が残る軍艦島、江戸時代から漁師相手の色街として栄えた渡鹿野島、フィリピンパブだらけの南大東島、土俗信仰や隠れキリシタンの文化が色濃く残る島々、危険生物のいる島々など、プチ探検してみたい島ばかり。 ■軍艦島 Wikipediaの説明 軍艦島 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8D%E8%89%A6%E5%B3%B6「 歴史 19世紀に石炭の存

  • Amazon.co.jp: 大丈夫な日本: 本: 福田 和也

    Amazon.co.jp: 大丈夫な日本: 本: 福田 和也
  • 熊谷達也 - Wikipedia

    1997年 - 第10回小説すばる新人賞 ( 『ウエンカムイの爪』 ) 2000年 - 第19回新田次郎文学賞 ( 『漂泊の牙』 ) 2004年 - 第17回山周五郎賞( 『邂逅の森』 ) 2004年 - 第131回直木賞 ( 『邂逅の森』 ) ウエンカムイの爪 集英社、1998 のち文庫 漂泊の牙 集英社、1999 のち文庫 まほろばの疾風(かぜ)集英社、2000 のち文庫 迎え火の山 講談社、2001 のち文庫 山背郷(短編集)集英社、2002 のち文庫 マイ・ホーム・タウン 小学館、2003 「冒険の日々」文庫 相剋の森(マタギ3部作第1作)集英社、2003 のち文庫 邂逅の森(マタギ3部作第2作)文藝春秋、2004 のち文庫 荒蝦夷 平凡社、2004 のち集英社文庫 山背の里から 杜の都でひとり言(エッセイ)小学館、2004 モビィ・ドール 集英社、2005 のち文庫 懐郷 新潮

    熊谷達也 - Wikipedia
  • Passion For The Future: 忘れられた日本人

    « Excel、Word系ファイルの連結ソフト がったい君 | Main | ストレスフリーの仕事術―仕事人生をコントロールする52の法則 » 書評:脳・こころ |書評: 企画・発想| 書評文化・文明|書評:経済・経営 |書評:子 供・教育|書 評:小説・戯曲|書評:ネット活用 |書評仕事・管理|書 評:メディア論|書評:その他|書評:思想・哲学 |書評 :文章・表現|書評:認知・心理 |書評:神 話・宗教|書 評:科学・技術書評:社会・世間 |書評教養 ・雑学 2006年度 年間オススメ書籍ランキング ノンフィクション部門 2006年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション編 2005年度 書籍売り上げラン キング ベスト20 2005年度 年間オススメ書籍 ランキング ベスト20冊 2004年度 人気記事ベスト10 アクセス数が多かった記事とは? 2004年度 人気書評

  • 「ウェブ進化論」: あとがきの一部、発売日の東京でのイベント - My Life Between Silicon Valley and Japan

    2月7日に「ウェブ進化論」が発売になります。 将棋羽生善治四冠が原稿段階で書を読み「帯」に言葉を寄せてくださいました。 僕がどういう気持ちでこのを書いたか。 あとがきからその一部を引用しておきたいと思います。 ・・・・・・・ そんな集中を続ける間、常に意識していたことが二つある。 一つはオプティミズム(楽天主義)ということである。 私はシリコンバレーで、人生の先輩たちが示すおっちょこちょいで楽天的なビジョンと明るい励ましに、助けられ、救われ、育てられてきた。日の若い世代に対して、このが同じような役割を果たせるとすれば、シリコンバレーに小さな恩返しができるかもしれないと考えた。 シリコンバレーにあって日にないもの。それは、若い世代の創造性や果敢な行動を刺激する「オプティミズムに支えられたビジョン」である。 全く新しい事象を前にして、いくつになっても前向きにそれを面白がり、積極的に

    「ウェブ進化論」: あとがきの一部、発売日の東京でのイベント - My Life Between Silicon Valley and Japan
    talo
    talo 2006/01/31
    "シリコンバレーにあって日本にないもの。それは、若い世代の創造性や果敢な行動を刺激する「オプティミズムに支えられたビジョン」である。"
  • 1