【写真】その他の写真を見る “普通”じゃない感じを生み出しているのは、ロトスコープという手法によるところが大きい。これは、実在の人物や風景を撮影・編集し、それを基に「絵」として描き起こしていくアニメーションの技法で、ディズニー映画『白雪姫』(1937年)で用いられるなど、古くからあるものだ。 放送開始後、4月27日に都内で行われたイベント『惡の華~ハナガサイタヨ会~』に登壇したアニメの長濵博史監督は「ロトスコープを使えば面白く作れるかもしれないと思ったし、押見先生も『そうだ、そうだ』と賛同してくれたので、原作ファンもこういうアニメを待ち望んでいると信じて疑わなかった(笑)。それが、なんじゃこりゃって反応だったと聞いて、あれ? 読み間違えたかな」と苦笑いしていたが、「先生と俺にズレはない」とキッパリ。 同席した原作者の押見氏も「ロトスコープで問題なかったです。かっこいいと思いました」と長濱監