番組「首都圏ネットワーク」で、これまでに放送した内容に関するリポートの一覧です。
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学校現場で深刻な状況が続いている問題の1つに、不登校があります。不登校の子どもたちの支援を進めることを目的にした「教育機会確保法」が、今月施行されました。西川解説委員です。 Q.どんな法律なんですか? Q.どうしてこんな法律ができたのですか? A.不登校の子どもたちが一向に減らないという現状があります。文部科学省の調査によると、昨年度、病気と経済的な理由を除いて30日以上学校を欠席した不登校の小中学生は、12万6000人を超えています。小中学校とも子どもの数は減っているのに、3年連続で増加していて、中学生はクラスに1人は不登校の生徒がいる状態で、高止まりが続いています。中でも90日以上と長期間学校を休んでいる子どもが7万2000人あまりと全体の6割近くに上っているんです。原因は、いじめなどの学校でのトラブルや、勉強の問題、期待に応えようと頑張りすぎて疲れてしまったなど様々です。 Q.そうし
筑波大学准教授 呑海(どんかい)沙織 老若男女、毎日、さまざまな人々が図書館を利用しています。みなさんも子供のころから一度は訪れたことがあるのではないでしょうか。長い歴史をもつ図書館ですが、図書館サービスは時代とともに変化しています。なかでも今日は、高齢社会における図書館サービスについて考えます。 高齢者を対象とする図書館サービスについては、いくつかの新しいアプローチが考えられています。たとえば地域の元気な高齢者が、図書館で子どもへ読み聞かせを行うなど、図書館を活躍の場とするといった取り組みをあげることができます。これは、図書館から高齢者へという従来型の「一方向」の図書館サービスにとどまらない、高齢者が参画することによって新たな価値を生み出すといった「双方向」の図書館サービスであると考えることができます。 もうひとつのアプローチとして考えられるのは、認知症予防です。 図書館の国際組織で
知らなきゃ損!? 図書館がスゴイ!今回は"図書館 活用術"ですっ こんなところがあったのか!? 居心地の良い"滞在型図書館" 3年前にオープンした東京・武蔵野市の図書館。4階建ての建物は吹き抜けになっていて、明るく開放的なつくり。本を探すスペースもゆったりとしています。1階フロアの中央にあるのは、なんとカフェ!館内の本はすべて持ち込み自由。貸出し手続きも必要ありません。読書をしながら食事をすることもできます。ここは、いわゆる「滞在型」と呼ばれる図書館。利用者が長い時間、心地よく過ごせる工夫が随所に施されています。お子さん連れには「こどもライブラリー」。静かなエリアと分かれているので、少しくらい騒いでも大丈夫です。 さらに地下には、小学生から二十歳までの青少年だけが使えるフロアが。おしゃべりしたりカップ麺を食べたり。まさに子どもたちの解放区。でもこんなに賑やかで、勉強、大丈夫?「
著作家 早川いくを ここ数年「へんないきもの」と称される、奇妙な生物たちへの人気が高まってきています。 パンダやコアラが人気の一方で、これまであまり人に知られる事のなかった奇妙な生物たちにスポットライトが当たるようになりました。奇妙な生物に関する本は多数出版され、テレビなどでもたびたびこういった生物への特番が組まれています。 ダイオウグソクムシという、等脚類と呼ばれる生物の仲間で、平たくいえば体長50センチにも及ぶ巨大なフナムシのようなものです。深海の底に棲み、屍肉を漁って暮らす、いわば海の清掃係です。近年このダイオウグソクムシがすごい、カッコイイということで注目されています。 さらに水族館で飼育されているダイオウグソクムシが全く餌を食べず、絶食したままなのにも関わらず何年も生き続けているというニュースが流れると、ダイオウグソクムシの人気はさらに過熱といっていいほどの上昇ぶりをみせ、
髙尾 「今日、8月6日は広島に原爆が投下されてから68年となる『原爆の日』です。」 黒木 「広島では、今年(2013年)も平和への誓いを新たにする祈りが続いています。」
筑波大学教授 溝上智恵子 今、情報技術の進展に伴い、公共図書館は地域の情報センターとしての役割を担いつつあります。一方、日本は高齢社会に突入しています。そこで、今日は高齢社会における図書館の役割について考えてみたいと思います。 しかも高齢化のスピードは、他の国々がかつて経験したことのない速さで進行しています。およそ60年前の1950年、日本の高齢者比率は5%未満でしたが、2010年には世界でもトップクラスの高齢化率を誇る国になりました。 高齢化の速度を、高齢化率7%からその倍である14%に到達する所要年数、倍化年数で他国と比較してみましょう。 フランスは115年、スウェーデンは85年、アメリカは69年かかりましたが、日本はわずか26年です。いかに急激なスピードで、高齢社会に突入したかがわかります。もっとも、今後は南米やアジア諸国でも高齢化が進み、倍化年数は、ブラジルでは21年、韓国では
国立社会保障・人口問題研究所部長 阿部 彩 先月、5月末に、国際連合のユニセフの研究所が、先進諸国における子どもの貧困について、国際比較の結果を発表しました。この発表によると、日本の子どもの相対的貧困率は、OECD35か国中、9番目に高い貧困率です。比較的に一人当たりGDPが高い先進諸国20か国の中では、日本は上から4番目です。 日本より、子どもの貧困率が高いのは、アメリカ、スペイン、イタリアだけです。アイスランドや、フィンランド、オランダといった北欧諸国に比べると、日本の子どもの貧困率は約3倍の高さとなります。日本は、国際的にみると、子どもの貧困率が高い国なのです。 すべての先進諸国の貧困の子どもたちの総数が3400万人。そのうち、日本の子どもは305万人。なんと、先進諸国の貧困の子どもの約10人にひとりが日本の子どもなのです。 実は、日本の子どもの貧困率が高いのは、今に始まったこ
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