ウィルコムは日本独自の携帯電話技術としてスタートしたPHSを、今では唯一提供しているキャリア。現在ではウィルコム同士の通話が24時間無料となっているため、低価格で友人同士と通話を楽しみたい若年層を中心に人気を集めている。しかし、本誌の読者にとっては、「W-ZERO3」や「W-ZERO3 es」のようなスマートフォンを他のキャリアに先駆けて提供を始め、データ通信に重きを置いた端末を提供するキャリアという印象が強いのではないだろうか。 そのウィルコムはスマートフォンに続く新しい分野として、Centrino AtomベースのMIDにもチャレンジし始めている。同社が「ウルトラモバイル」と呼ぶのが、7月より販売が開始されたD4だ。D4はワイド5型のタッチパネル液晶、スライド式のキーボードなどを備えながら、重さが460gと軽量に抑えられ、新しいジャンルにチャレンジした製品となっている。 そうしたCen
●2011年にCPUアーキテクチャを変革するIntelとAMD PC&サーバー向けのx86 CPUにとって、おそらく2011年が次の大きな転換点となる。単なるアーキテクチャの変わり目ではなく、10年に1度のターニングポイントだ。 IntelとAMDの2011年までのCPUロードマップが見えてきたことで、x86 CPUワールド全体の大きな流れが見えてきた。簡単に言えば、2004年から2010年の「マルチコア化時代」が終わりを迎え、2011年からは「マルチコア+ベクタ拡張+システム統合時代」に入る。2011年がCPUアーキテクチャの方向が再び変わるターニングポイントとなる。今年(2009年)から来年(2010年)は、そのための助走時期で、慣性でマルチコア化が続く時期となりそうだ。 昨年末から今年にかけて、IntelとAMDの双方が、CPUコアアーキテクチャの転換を2011年に据えたことを明らか
■ 第444回 ■ SSDの信頼性は、すでにHDDを超えている ~東芝セミコンダクター社 インタビュー 一昨年、昨年と大幅な低コスト化が進んだことで、モバイルPC用ストレージとしての存在感を増しているSSD。いくら安価になったとは言え、さすがに絶対的な記憶容量や容量あたりの単価ではHDDにかなわないSSDが、これほど注目を集めるのは、高性能、低消費電力、小型、耐衝撃性といった要素を備えているからだ。 特に1.8インチHDDを前提とした小型ノートPCの場合、本来はSSDが不利な記憶容量の面でも同等レベルになってきており、消費電力低減や軽量化といった要素も含め、トータルでSSD搭載モデルの方が魅力的なのは当然のことだ。 しかし同時に、ノートPC向けSSDが徐々に一般化する中で、SSDのセルはMLCへと主流が移り変わり、セルの書き換え可能回数はSLCより減ってしまった。本当にSSDでも大丈夫なの
11月10日 発売 価格:27,300円 株式会社キングジムは、テキスト入力に特化したデジタルメモツール「ポメラ」を、11月10日に発売する。価格は27,300円。 約370gのボディに、17mmピッチの折りたたみ式キーボード、ATOK(2007相当)を搭載し、PC並の入力環境を備えた点が特徴。液晶は640×480ドット表示対応の4型モノクロTFT液晶。電源はアルカリ単四型乾電池2本を使用し、20時間駆動する。Webページの閲覧やメールといったインターネット接続機能はなく、テキスト入力に特化している。キーボードはパンタグラフ式で、ノートPCと同等の打鍵感を目指したという。 入力したデータはテキストファイルとして、内蔵メモリまたはmicroSDカードに保存する。本体にはUSBポートを備え、PCと接続するとマスストレージとして認識。本体メモリとmicroSDカードのデータにアクセスできる。 1
8月のIDF取材から、持って行くアイテムを1つ変更した。主にホテルの客室内で複数のクライアント間でインターネット接続を共有する目的で、旅行用の小型無線LANアクセスポイント兼ルーターを持参するのだが、それをNETGEARのトラベルルーター「WGR101」から、ASUSTeKの「WL-330gE」に変更したのだ。 筆者の場合、出張時はホテルの部屋で原稿を書くPC(最近はMacBookが多い)、イベント会場等で持ち歩くPC、iPAQやiPod touchのようなPDAの、計3デバイスを持ち込む。これら3つのデバイスでインターネット接続を共有するために、無線LANアクセスポイント機能を備えたルーターがあると便利だ。 米国のホテル、特に都市部のホテルは、たいてい定額でのインターネット接続サービスを提供している。新しいホテル、大手チェーンのホテルであれば、インターネット接続はケーブルであることが多い
●PS4に搭載するのはCell B.E.の発展型CPU ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は次期ゲームコンソール「PLAYSTATION 4(PS4)」を、Cell Broadband Engine(Cell B.E.)アーキテクチャベースとする方向で本格的な検討を始めている。現在は、ゲームディベロッパの反応をうかがい、具体的な実装を探っている段階だと言われる。SCEは、PS4世代では製造コストをPS3世代より下げると同時に、アーキテクチャを継続することで開発投資も抑える道を目指しているようだ。 SCEがPS4でCell B.E.から離れる可能性もまだ残されてはいるが、今のところは、Cell B.E.の拡張&改良版をベースにする方向で動いていると見られる。 SCEは、もともとPS3プロジェクトが具体化する段階で、Cell B.E.アーキテクチャをPS3以降の世代でも継続するこ
日本AMD株式会社は、「AMD+eco」を推進するキャラクターの愛称を募集する。応募期間は9月19日~10月8日13時1分。採用された応募者にはキャラクター刻印入りのiPod Classic 80GBを、応募者全員より抽選で10名に太陽電池で携帯電話を充電できる「ソーラーチャージエコ」をプレゼントする。 AMD+ecoは、必要不可欠となったPCが温室効果ガスの排出につながっていることを踏まえ、PCを使いながらも少し意識するだけでエコロジーな使い方ができることをユーザーに伝えていく取り組み。そういった思いの下で、イメージとして具現化されたのが今回のマスコットキャラクターであるという。 四角くて角が丸まっているのはCPUダイのイメージで、頭のニット帽はワンポイントのおしゃれとしている。応募はキャンペーンサイトより行なう。発表は10月中旬を予定する。 □日本AMDのホームページ http://w
受付期間:8月22日~10月31日 株式会社ウィルコムと株式会社ウィルコム沖縄は22日、シャープ製端末「WILLCOM D4(WS016SH)」に電源OFF状態の省電力機能を強化するアップデートを無償で実施すると発表した。 受付期間は8月22日~10月31日。申し込みは、ウィルコムプラザかウィルコムカウンターへ持ち込む、もしくはサービスセンターへ連絡して行なう。預かり期間は目安として10~14日間を想定。ほか、事前にバックアップを推奨している。 今回のアップデートにより約4倍の持続時間になり、電源OFF時の持続時間が標準バッテリで約80時間に、大容量バッテリーパックで約240時間になる。具体的な作業としては、一部モジュールの交換を行なう。また、今回の作業により無線LANのMACアドレスが変わることがあるとしている。 なお、バッテリを取り外すと見える本体最下部のラベルに緑の丸印がついてる製品
■後藤弘茂のWeekly海外ニュース■ ついにベールを脱いだIntelのCPU&GPUハイブリッド「Larrabee」 ●DirectX 10世代GPUよりCPUに近い構造 Intelがスループットプロセッサ「Larrabee (ララビー)」の概要を公開した。一言で言えば、Larrabeeは、GPUとCPUのハイブリッドだ。NVIDIAの「G80(GeForce 8800」以降や、AMD(旧ATI)の「Radeon HD 2900(R600)」以降の、最新のDirectX 10世代プログラマブルGPUと較べても、Larrabeeの方がよりプログラム性が高い。グラフィックス専用の固定機能ユニットも備えるが、NVIDIAやAMDと較べるとずっと比率が小さく、フルプログラマブルに近いプロセッサとなっている。DirectX 10世代GPUより、さらに汎用コンピューティングへと大きく振ったのがLar
「間違えていたのはゲーム業界の常識の方だ。我々がDS/Wiiで成し遂げたのは、真のパラダイムシフトであり、それまでの常識は通用しない。DS/Wiiの成功は、短期的なブームではなく、WiiもDSもまだ伸びて行き、ユーザーも広がり続ける」。 任天堂のメッセージを意訳すると上のようになる。ゲーム業界に根強い、ニテンドーDSやWiiの成功は一過性のブームで、やがて失速するという観測に強く反発している。多くのゲーム業界人が、未だにDSとWiiの成功をパラダイムシフトにあると認識していないというのが、任天堂のポイントだ。 任天堂はロサンゼルスで7月15日に行なったカンファレンス「Nintendo E3 Media Briefing」で、こうしたビジョンを説明した。登壇した岩田聡氏(任天堂代表取締役社長)は、「グローバルなゲーム市場で真のパラダイムシフトが起きている」と宣言。5年前のE3で、任天堂の社長
HP 2133 Mini-Note PCハイパフォーマンスモデル 速報レポート ~VIA配布の最新ドライバ導入でパフォーマンスが向上 6月30日 発売 発表直後から大いに注目を集め、問い合わせの多さから発売が延期されていた、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)の「HP 2133 Mini-Note PC」が、6月30日に販売開始となった。PC Watch編集部で予約開始と同時に発注をかけていた製品も無事到着したので、速報版としてパッケージ内容や製品の仕様などを簡単に紹介していこう。詳細な使用感などは、後日詳しく紹介する予定だ。 ●本体に、ACアダプタと2種類のバッテリを同梱 今回編集部で購入したのは、上位となる「HP 2133 Mini-Note PC ハイパフォーマンスモデル」だ。製品パッケージは、本体サイズが小さいこともあって比較的コンパクトで、重量も軽い。パッケージ表面にVIA
このところのメモリ価格の下落から、メインメモリは2GBどころか4GB以上も余裕で搭載できるようになった。2GBのDDR2 DIMMを4枚、計8GB分購入したとしても2万円で十分おつりが来る。とはいえ、32bit OSを使っている限り、OSは約3.5GB以上のメインメモリを認識できず、それ以上のメモリを搭載したとしても無駄になってしまう。64bit OSを利用すればこの問題も解決するが、ドライバの対応やアプリケーションの互換性などに問題があり、使いたくても使えない状況だ。 しかし、32bit OSで認識できないメインメモリ領域を活用できる手法が見つかり、2ちゃんねるのWindows板を中心に話題となっている。その手法とは、「Gavotte Ramdisk」というRAM Disk作成ツールを利用し、メインメモリのOS管理外領域にRAM Diskを作ってしまおうというものだ。 メインメモリを手軽
5インチドライブケース並の超小型PCを多数発売しているミニピーシードットジェイピーが、新たな小型PC「LF800」を発売した。 従来モデルよりやや大きなボディを採用しているものの、3.5インチHDDを内蔵できるシャドウベイが用意されているだけでなく、PCI Express x16スロットも用意されており、サイズを超えた拡張性が実現された、非常に魅力的な小型PCである。 ●超小型PCながらキューブPCに匹敵する高い拡張性を実現 これまでに同社が発売してきた超小型PCは、5インチドライブケース並の非常に小さなサイズのものが大半だった。確かにそのサイズでフルPCとして機能するという点は魅力的ではあるが、拡張性がかなり犠牲になっていたのも事実だった。例えば、内蔵できるHDDは2.5インチのドライブのみで3.5インチの大容量HDDを搭載できなかったり、グラフィック機能はチップセット内蔵機能を使うしか
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く