仕事は「得意分野」から始めるべし 写真:photolibrary 書類作成やルーティンワークなどのデスクワーク。自分のやり方一つで効率化がはかれる部分だが、意外とできていない人が多い。会社員時代に効率よく仕事を終えることで働きながら資格を取得、現在も税理士として働きながら書籍の執筆などを行なう山本憲明氏に、デスクワークを効率化する方法についてうかがった。《取材・構成=西澤まどか》 段取りの「ひと手間」が結果的に効率を高める 仕事が速い人のデスクワークの特徴として、長期的に見て効率につながる「ひと手間」を最初にかけている、ということがあります。目についたものから闇雲に手をつけるのではなく、作業に取りかかる前の準備や段取り、つまり初期投資とも言うべき部分に時間を費やしているということです。逆に、ムダが多い人はこれをやっていないのです。 では、具体的にはどんな行為が「初期投資」にあたるのでしょう
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