マヤ文明といえば、「2012年に世界が終わる」というマヤ暦の終末論で一躍有名になりました。 当時は、無事に2013年を迎えてホッとしたり、「いや、マヤ暦は新たな周期に入ったのだ」と言われたりで、一喜一憂した人も多いでしょう。 しかし、マヤ文明が高度な技術を誇っていたことは確かであり、今でも考古学的な注目度は非常に高いままです。 そんな中、米テキサス大学オースティン校(University of Texas at Austin)の研究により、マヤ暦の現存する最古のカレンダー断片が見つかった、と発表されました。 今から約2300年ほど前のもので、断片には「日付を示す数字」と「シカの図像」が描かれていたとのことです。 研究の詳細は、2022年4月13日付で科学雑誌『Science Advances』に掲載されています。 This Could Be The Earliest Evidence of