平岩英子というシンガーソングライターをどのような経緯で知ったのかはもう思い出せないが、「Airium」というアルバムが出た後のことだから、それはたぶん1997年のことだったと思う。だとすればもう四半世紀も前のことになる。 それから数年の間に何度も彼女のライヴに足を運び、当時、僕が最も多くライヴを観たアーティストが平岩さんだった。確か15回ぐらいは観ている。北海道旅行の出発日が彼女のライヴと重なってしまい、出発の予定を1日延期したということもあった。その日のライヴは映像作品化され、客席にいる自分の姿が映っていたりもする。 過去にこんな記事も書いている。 peepooblue.hatenablog.com 少しハスキーながら、しっとりとした声で歌われる独特のセンスを感じさせる詞の世界と格調高い楽曲、演奏。そして曲間のちょっととぼけた感じの天然トーク。彼女のライヴは基本的にピアノの弾き語りだった